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J-GLOBAL ID：201002203583447025   整理番号：10A0026547

リビングカチオン重合におけるルネサンス

A Renaissance in Living Cationic Polymerization

著者 (2件)： AOSHIMA Sadahito (Osaka Univ.) ,  KANAOKA Shokyoku (Osaka Univ.)
資料名： Chemical Reviews  (Chemical Reviews)
巻： 109  号： 11  ページ： 5245-5287  発行年： 2009年11月 
JST資料番号： B0256A  ISSN： 0009-2665  CODEN： CHREAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リビングカチオン重合(LCP)による刺激応答性高分子及び配列制御重合について総説した。A.序論 B.LCPの歴史的背景(よく規定された開始反応;対アニオンの選択 選択的二量化;長寿命種 適切なLewis酸;ブレークスルー) C.リビング重合のための開始系の設計 C1.ビニルエーテル(VE)のリビングカチオン重合(初期の開発;古典的塩基援助系;Friedel-Crafts触媒の最近の進歩;四塩化スズ高速リビング重合;四塩化スズの汎用性;四塩化スズと強い塩基の併用の有効性;超高速リビング重合;Lewis酸-塩基援助;配位子設計;芳香族アルデヒドとビニルエーテルの共重合 不均一系触媒;金属ハロゲン化物を含まない系 HClおよびヘテロポリ酸) C2.イソブテンのリビングカチオン重合(初期の開発;BCl₃およびTiCl₄系からの決別 高速リビング重合;速度解析;新しい触媒系) C3.スチレンのリビングカチオン重合(p-アルコキシスチレン;スチレン;α-メチルスチレン;インデン;p-クロロSt;p-クロロメチルスチレン;p-アセトキシSt;N-ビニルカルバゾール) D.新しいモノマ(天然物単量体及び誘導体;ジエンモノマ;VE) E.刺激応答性高分子(刺激応答性高分子 ポリ(NIPAM);オキシエチレン側鎖をもつ熱応答性ポリVE;他の刺激応答性ポリVE;刺激応答性ブロック共重合体) F.ブロック共重合体 F1.逐次リビング重合または中間体キャッピングによるジ及びトリブロック共重合体(ポリVE系:PIB系) F2.他のリビング重合との組合せによるブロック共重合体合成(ラジカル重合;アニオン重合および原子団移動重合;開環重合) F3.ブロック共重合体合成における分子量分布および配列制御(分子量分布;配列制御 グラジエントコポリマ) G.末端官能化高分子(官能性開始剤からの開始;官能性停止剤による末端キャッピング;断片の組合せおよびテレキーリック高分子合成) H.官能化スターポリマ(背景;ナノキャリアとしてのスターポリマ;狭いMWDのスターポリマの選択的合成;選択的スターポリマ合成の新しい戦略;スターポリマによる金属ナノ粒子の安定化)

シソーラス用語： *リビングカチオン重合 ,  *機能性高分子 ,  連鎖開始反応 ,  対イオン効果 ,  二量化 ,  Lewis酸触媒 ,  ポリビニルエーテル ,  塩化スズ ,  Friedel-Crafts反応 ,  塩基 ,  芳香族アルデヒド ,  共重合 ,  塩化水素 ,  ヘテロポリ酸 ,  塩化ホウ素 ,  塩化チタン ,  反応速度 ,  ポリスチレン ,  天然材料 ,  ジエン ,  ポリイソプロピルアクリルアミド ,  ポリエチレンオキシド ,  ブロック共重合体 ,  ラジカル重合 ,  アニオン重合 ,  開環重合 ,  分子量分布 ,  傾斜機能材料 ,  重合開始剤 ,  デンドリマ ,  キャリア ,  ナノ粒子 ,  金属 ,  アルケン ,  脂環式化合物 ,  共役ジエン ,  芳香族縮合炭化水素 ,  *刺激応答性高分子 ,  スターバーストポリマ ,  ナノキャリア ,  配向制御 ,  酸
準シソーラス用語： PNIPAM ,  ポリオキシエチレン ,  天然物 ,  配列制御

分類 (2件)： 重付加  (CG04040O) ,  高分子固体のその他の性質  (CG02025L)

物質索引 (9件)： 4-クロロメチルスチレン ,  NIPAM ,  N-ビニルカルバゾール ,  p-アセトキシスチレン ,  p-クロロスチレン ,  p-メトキシスチレン ,  α-メチルスチレン ,  イソブテン ,  インデン

タイトルに関連する用語 (2件)： リビングカチオン重合 ,  ルネサンス