絶対変位センサを用いた2自由度空圧式除振装置の制御(ボイスコイルモータを用いた制振)

甲斐孝志; 涌井伸二

文献

J-GLOBAL ID：201002203747884880 整理番号：10A0679045

絶対変位センサを用いた2自由度空圧式除振装置の制御(ボイスコイルモータを用いた制振)

Control of Air Type Anti-Vibration Apparatus with Two Degrees-of-Freedom Using Absolute Displacement Sensors (Vibration Control Using Voice Coil Motor)

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資料名：
巻： 76 号： 766 ページ： 1489-1495 発行年： 2010年06月25日
JST資料番号： F0045B ISSN： 0387-5024 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：日本語 (JA)

振動制御の分野では,振動検出センサの高性能化が必要とされている。本論文では新規の振動検出センサとして絶対変位センサを提案する。同センサは加速度・速度・変位の3種類の信号を積分演算を用いることなく検出可能であり,フィードバック応用への適用が期待できる。これまでは制振対象を1自由度の空圧式除振装置として研究を行ってきたが,同装置では産業応用の場面のように多振動モードをもち,姿勢変動する装置を想定した検証が不可能であった。そこで,制振対象を2自由度の空圧式除振装置に変更し,これに3種類の信号をフィードバックすることで姿勢変動下での制振を検証し,絶対変位センサの適用性を示す。(著者抄録)

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振動伝搬

引用文献 (6件)：

1) TOKYOSOKUSHIN. Servo Receiving Apparatus. Japanese patent, 6-28698.
2) SAITO K. Development of Velocity and Displacement Sensor for Vibration Control. Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers (C). (1997) vol.63, no.615, p.26-31.
3) IRIE R. The Influence to the Control Precision of Anti-Vibration Apparatus due to Accelerometer Sensor Noise. Journal of the Japan Society of Precision Engineers. (2009) vol.75, no.6, p.778-779.
4) 涌井伸二. ほか. 検定コイルを用いたサーボ形変位センサの実現. 精密工学会誌. 公益社団法人精密工学会. (2007) vol.73, no.3, p.393-397. https://jlc.jst.go.jp/DN/JALC/00341626273?from=CiNii, doi:10.2493/jjspe.73.393
5) 涌井伸二. ほか. 絶対変位センサのアクティブ除振装置への適用. 精密工学会誌. 公益社団法人精密工学会. (2007) vol.73, no.10, p.1169-1170. https://jlc.jst.go.jp/DN/JALC/00342259074?from=CiNii, doi:10.2493/jjspe.73.1169

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