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J-GLOBAL ID:201002204056792241   整理番号:10A0722917

四国(日本)の三波川変成帯の上須戒鉱山産出のMn2+とSrが豊富でREEを含有するピーモンタイトの結晶化学

Crystal chemistry of Mn2+-, Sr-rich and REE-bearing piemontite from the Kamisugai mine in the Sambagawa metamorphic belt, Shikoku, Japan
著者 (4件):
資料名:
巻: 105  号:ページ: 142-150 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: G0150B  ISSN: 1345-6296  CODEN: JMPSCA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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四国(日本)の三波川変成帯の上須戒鉱山産出のピーモンタイトの結晶化学が,電子顕微鏡分析(EMPA)と単結晶X線回折法を使用することで研究された。EMPAから得られた化学式は次のとおりである。(Ca1.30Sr0.19La0.03Ce0.05Nd0.02Mn2+0.41)Σ2.00(Al1.70Mn3+0.77Fe3+0.48Mg0.01)Σ2.96Si3.04O12.13(OH)0.87(Z=2).このピーモンタイトは,高いSr(2.2-6.2SrOwt%),Mn(16.2-18.8Mn2O3wt%)とREE含有量(0.7-4.0REE2O3wt%)によって特徴付けられ,そして主に次の成分で構成されている。clinozoisite Ca2Al3Si3O12(OH),ピーモンタイト-(Sr)CaSrAl2Mn3+Si3O12(OH),epidote Ca2Al2Fe3+Si3O12(OH),およびMn2+CaAl2Mn3+Si3O12(OH)。ピーモンタイトの結晶構造は,[a=8.8673(2),b=5.6747(1),c=10.1594(3)Å,β=114.71(1)°,空間群P21/m]は,1484のユニークな映像を用いてR1=4.4%に純化された。A1,A2,M1,M2およびM3のサイト占有率はそれぞれ次のとおりである。Ca0.59Mn0.41,Ca0.71Sr0.19La0.03Ce0.05Nd0.02,Al0.72Mn0.17Fe0.11,Al1.0,及びAl0.11Mn0.55Fe0.34。分布係数KD(=[(Mn+Fe)/Al]M1/[(Mn+Fe)/Al]M3)は0.048であるA2の高いSr含有量はM1のMn3+(+Fe3+)の混入を促進しているように見えるけれども,KD値はM1でより強力な遷移金属の優先を示していない。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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珪酸塩鉱物 
引用文献 (31件):

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