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J-GLOBAL ID：201002204388689800   整理番号：10A0454693

Pt(111)上の酸素還元反応およびH₂O₂形成ならびにCF₃SO₃H被覆の影響の理論解析

Theoretical analysis of oxygen reduction reaction and H₂O₂ formation and the impact of CF₃SO₃H coverage on Pt (111)

著者 (5件)： OHMA Atsushi (Dept. of Mech. & Control Eng., Tokyo Inst. of Technol., 2-12-1, O-okayama, Meguro-ku, Tokyo 152-8552, JPN) ,  OHMA Atsushi (Nissan Res. Center, Nissan Motor Co., Ltd, 1, Natsushima-cho, Yokosuka-shi, Kanagawa 237-8523, JPN) ,  ICHIYA Takashi (Dept. of Mech. & Control Eng., Tokyo Inst. of Technol., 2-12-1, O-okayama, Meguro-ku, Tokyo 152-8552, JPN) ,  FUSHINOBU Kazuyoshi (Dept. of Mech. & Control Eng., Tokyo Inst. of Technol., 2-12-1, O-okayama, Meguro-ku, Tokyo 152-8552, JPN) ,  OKAZAKI Ken (Dept. of Mech. & Control Eng., Tokyo Inst. of Technol., 2-12-1, O-okayama, Meguro-ku, Tokyo 152-8552, JPN)
資料名： Surface Science  (Surface Science)
巻： 604  号： 11-12  ページ： 965-973  発行年： 2010年06月15日 
JST資料番号： C0129B  ISSN： 0039-6028  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Pt表面上のORR全体経路,H₂O₂形成の挙動,および反応性に対するNafionの代替材料トリフルオロメタンスルホン酸(CF₃SO₃H,TfOH)被覆の影響を理解するために,DFT計算とUBI-QEP法とを組合せた技法を用いてPt(111)上のORRの理論解析を行った。次に,複数の素反応からなるORRスキームをモデル化して活性化エネルギーにもとづいて有利な経路および律速段階を決定した。結果によると有利なORR経路はH₂O₂形成段階を含み,OOH形成段階が律速であった。TfOHがPt表面を覆うとき,Pt(111)上のO₂分子の吸着エネルギーは低くなったFermi準位およびd-バンド中心に起因して減少し,その結果律速段階の活性化エネルギーが減少することが明らかになった。しかし,TfOHはPt表面上のO₂吸着を抑制することができた。さらに,TfOH被覆によってORRの律速段階がH₂O₂生成段階の後であるH₂O生成段階に移り,その結果H₂O₂生成が促進されることが示された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *還元 ,  *白金触媒 ,  過酸化水素 ,  水 ,  *反応経路 ,  活性化エネルギー ,  律速 ,  表面改質 ,  スルホン酸 ,  脂肪族フッ素化合物 ,  *酸素還元
準シソーラス用語： *酸素還元反応 ,  律速段階

分類 (3件)： 不均一系触媒反応  (CB06100E) ,  固-液界面  (CB12050B) ,  燃料電池  (YB04040V)

物質索引 (1件)： トリフルオロメタンスルホン酸

タイトルに関連する用語 (4件)： Pt ,  酸素還元反応 ,  H2O2 ,  理論解析