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J-GLOBAL ID:201002204452126750   整理番号:10A0884015

質量分析による微小藻類のカロチノイド類の特性づけおよびラットモデルにおいて明らかにされたそのバイオアベイラビリティと酸化防止特性

Characterization of Microalgal Carotenoids by Mass Spectrometry and Their Bioavailability and Antioxidant Properties Elucidated in Rat Model
著者 (5件):
資料名:
巻: 58  号: 15  ページ: 8553-8559  発行年: 2010年08月11日 
JST資料番号: C0251A  ISSN: 0021-8561  CODEN: JAFCAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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フリーラジカルを失活させ細胞や組織を酸化傷害から保護するために抗酸化分子の利用に対する興味が増大しているが,自然界においてはカロチノイド類の酸化防止効果が認められている。微小藻類のカロチノイド類を質量分析法によって分析した結果,スピルリナのβ-カロテンが69.5%,Haematococcus pluvialisのアスタキサンチンとそのエステル類が81.38%,Botryococcus brauniiのルテインが74.6%であることがわかった。微小藻類のバイオマスをラットに投与した後のカロチノイド類の掲示変化は,血漿,肝臓および眼においてそれぞれ2,4および6時間後にピークを示した。スピルリナを与えたラットにおけるβ-カロテンの蓄積は眼の組織において6時間後に最高であり,同様にHaematococcusおよびBotryococcusを与えたラットにおけるアスタキサンチンおよびルテインのレベルも眼の組織において最高であった。H.pluvialis由来のアスタキサンチンは,β-カロテンやルテインよりバイオアベイラビリティが高かった。これらの結果は,微小藻類が高いバイオアベイラビリティを持つカロチノイド類の良い資源であることを示した。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物の生化学  ,  食品の化学・栄養価 

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