文献
J-GLOBAL ID:201002204754459570   整理番号:10A1153074

メロンの固形培地耕におけるダブルトラフ構造ベッドを用いた生育段階別の無機成分吸収量に基づく定量施与管理法の検証

Verifying the Limited Nutrient Supply Control Based on the Nutrient Uptake Pattern of Muskmelons Grown in Substrate Culture Using a Double Trough Bed
著者 (4件):
資料名:
巻:号:ページ: 461-466 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: L4829A  ISSN: 1347-2658  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
温室メロンの固形培地耕において,生育段階別の無機成分吸収量に基づく定量施与管理法の可能性を検証するため,培養液管理方法(濃度管理と定量施与管理)と培地の種類(ロックウール粒状綿または有機培地)の組み合わせにより,濃度管理・ロックウール区,定量管理・ロックウール区および定量管理・有機培地区の3処理区を設けた.2006年4月28日に本葉3枚の苗をダブルトラフ構造ベッドに定植し,7月14日に栽培を終了した.以上の結果,茎葉生体重は定量管理・ロックウール区より濃度管理・ロックウール区で大となったが,果実の生体重および可溶性固形物含有率は,定量管理・ロックウール区と濃度管理・ロックウール区の間で有意差は認められなかった.また,定量管理・ロックウール区の栽培期間中における全N,PO43--P,K,CaおよびMgの株当たり施用量は,それぞれ883, 362, 492, 398および157 me/株となり,濃度管理・ロックウール区と比較して49,86,58,47および37%となった.従って,定量施与管理法により収量・品質を低下させることなく,無機成分施用量を削減できることが明らかとなった.また,定量管理・有機区の収量・品質は,定量管理・ロックウール区より著しく劣ったことから,培地の種類により必要な無機成分施用量は異なることが示唆された.(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
野菜  ,  施肥法・肥効 
引用文献 (26件):
  • 池田英男・北秋睦美・大沢孝也.1988.水耕メロンの生育と養分吸収.園学要旨.昭63秋: 298-299.
  • 張 洪基・糠谷 明.1995.温室メロンのロックウール栽培における培養液管理に関する研究(第4報)受粉期における養分供給増加が生育及び成分吸収に及ぼす影響.園学雑.64 (別2): 34-35.
  • 張 洪基・糠谷 明.1997.温室メロンのロックウール栽培における培養液濃度と養分吸収の関係.園学雑.66: 307-312.
  • 籠橋 悟・狩野広美・影山美葵陽.1978.温室メロンの栄養生理に関する研究(第1報)養液栽培における温室メロンの養分吸収の特徴.園学雑.47: 203-208.
  • 籠橋 悟・狩野広美・影山美葵陽.1981.養分吸収制限が秋作および春作における温室メロンの生育及び果実に及ぼす影響について.園学雑.50: 306-316.
もっと見る

前のページに戻る