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J-GLOBAL ID：201002205342983450   整理番号：10A0432696

SERS測定での試料担体用三角形「針山」型配列の自己組織化と蒸着による調製

Arrays of triangular shaped pincushions for SERS substrates prepared by using self-organization and vapor deposition

著者 (8件)： HIRAI Yuji (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  YABU Hiroshi (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  MATSUO Yasutaka (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  MATSUO Yasutaka (JST-CREST, Kawaguchi, JPN) ,  IJIRO Kuniharu (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  IJIRO Kuniharu (JST-CREST, Kawaguchi, JPN) ,  SHIMOMURA Masatsugu (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  SHIMOMURA Masatsugu (JST-CREST, Kawaguchi, JPN)
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
巻： 46  号： 13  ページ： 2298-2300  発行年： 2010年04月07日 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 表面増強Raman散乱(SERS)分光測定での表面増強用試料担体について,三角形の鋭い稜を有する銀スパイクの配列に着目し,作製と表面形態,形状などの特性化,SERS測定などにより検討した。高分子の蜂の巣型パターン化微細多孔質薄膜(基板:板ガラス:ポリスチレンのクロロホルム溶液(少量の両親媒性ポリアクリルアミド誘導体を添加)の湿空中での鋳込成型と鋳型の水滴の縮合による自己組織化で作製)の紫外光オゾン発生処理による脆性化後に最上層を剥離して作製した六方配列「スパイク」構造の高分子「針山」を用い,銀を真空蒸着した「銀の針山膜」は,鋭い稜からなる三角形の銀スパイク配列からなり,その表面(ホットスポットを形成)にローダミン6Gを付着させると,高い表面増強効果を示す(銀ナノ構造体の表面プラズモン共鳴効果)。「銀の針山膜」の表面構造の特性化を行い,表面増強効果を確認した。

シソーラス用語： *表面増強Raman分光法 ,  自己組織化 ,  *キャリア ,  ナノ粒子 ,  真空蒸着 ,  ホットスポット ,  プラズマ共鳴 ,  表面構造 ,  ポリスチレン ,  ポリアクリルアミド ,  芳香族アミン ,  芳香族カルボン酸 ,  酸素複素環化合物 ,  キノイド化合物 ,  インモニウム ,  芳香族縮合化合物 ,  カルボン酸エステル ,  第二アミン
準シソーラス用語： *SERS分光法 ,  銀ナノ粒子 ,  *担体 ,  表面プラズモン共鳴

分類 (2件)： 無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  分子構造と性質の実験的研究  (CB01020I)

物質索引 (1件)： ローダミン6G

タイトルに関連する用語 (7件)： 試料 ,  担体 ,  三角形 ,  型 ,  自己組織化 ,  蒸着 ,  調製