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J-GLOBAL ID：201002205413169872   整理番号：10A0348971

ヒノキ人工林の強度間伐による植生被覆変化と流出土砂量

著者 (8件)： 沼本晋也 (三重大 生物資源) ,  河井智 (三重大 生物資源) ,  渥美功介 (三重大 生物資源) ,  野々田稔郎 (三重県林研) ,  武井量宏 (長野県) ,  林拙郎 (三重大 生物資源) ,  山田孝 (三重大 生物資源) ,  島田匡博 (三重県林研)
資料名： 中部森林研究  (Chubu Forestry Research)
号： 58  ページ： 211-214  発行年： 2010年03月19日 
JST資料番号： L2363A  ISSN： 1342-971X  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 育林施業が十分でない人工林で森林の公益的機能の低下が懸念されているが,強度間伐等の積極的施業が林内環境に与える影響に関する知見は多く得られていない。三重県林業研究所川口実習林内のヒノキ一斉林に設けられたサイトで強度間伐を施した前後の水文・土砂動態を継続的に観測し,下層植生による被覆変化と水文諸量・流出土砂量の関係を整理した。期間は間伐前の2005年9月から間伐後2008年10月までとした。強度間伐後,林床到達雨量は増加し,表面流量は間伐後2年で減少傾向が見られた。間伐後の下層植生被度は増加する一方で流出土砂量は減少し,既往の報告で示される傾向が認められた。また,USLEを用いて植生被覆が土砂流出に及ぼす影響について検討した。(著者抄録)

シソーラス用語： *ヒノキ ,  人工林 ,  *間伐 ,  植物被 ,  被覆率 ,  植生 ,  *流送土砂 ,  予測モデル ,  三重県
準シソーラス用語： 下層植生 ,  *強度間伐 ,  植生被覆率

分類 (2件)： 伐木,造材  (FF04000W) ,  一般,砂防工学  (RC12010B)

タイトルに関連する用語 (3件)： ヒノキ人工林 ,  強度間伐 ,  植生被覆