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J-GLOBAL ID：201002205506990614   整理番号：10A1151799

ERKを介するSOS1の負フィードバック制御に決定的な複数のリン酸化部位

Multiple Decisive Phosphorylation Sites for the Negative Feedback Regulation of SOS1 via ERK

著者 (6件)： KAMIOKA Yuji (Kyoto Univ., Kyoto) ,  YASUDA Shuhei (Kyoto Univ., Kyoto) ,  FUJITA Yoshihisa (Kyoto Univ., Kyoto) ,  AOKI Kazuhiro (Kyoto Univ., Kyoto) ,  AOKI Kazuhiro (JST-PRESTO, Saiama, JPN) ,  MATSUDA Michiyuki (Kyoto Univ., Kyoto)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 285  号： 43  ページ： 33540-33548  発行年： 2010年10月22日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： EGFによるERKの活性化では,Rasグアニンヌクレオチド交換因子SOSの負フィードバック制御が起こるので,実験で決定したパラメータを用いてこの制御系のシミュレーションを試みた。刺激時にSOS1は複数の部位でリン酸化されるので,リン酸化が決定的な場合と協調的な場合を想定して2つのシミュレーションモデルを構築して評価した。SOS1のRasによる活性化と基底でのリン酸化の継続時間がモデルを制約した。決定的モデルだけで解法が存在し,その場合には3箇所以上の部位でのリン酸化がSOS活性を決定的に抑制した。

シソーラス用語： ERK【酵素】 ,  *タンパク質 ,  Rasタンパク質 ,  *フィードバック制御 ,  酵素反応速度論 ,  シミュレーション ,  リン酸化 ,  EGF【成長因子】 ,  HeLa細胞 ,  蛍光共鳴エネルギー移動 ,  *細胞情報伝達 ,  MAPキナーゼキナーゼキナーゼ ,  MAPキナーゼキナーゼ ,  協同現象 ,  アロステリック効果 ,  エーテル ,  大環状化合物 ,  ラクタム ,  ラクトン ,  ヘミアセタール ,  脂環式アルコール ,  第二アルコール ,  ヒドロキシケトン ,  酵素阻害剤
準シソーラス用語： MEK ,  Raf ,  *SOS1蛋白質

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

物質索引 (2件)： U-0126 ,  ラパマイシン

タイトルに関連する用語 (3件)： ERK ,  フィードバック制御 ,  リン酸化部位