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J-GLOBAL ID：201002206086753022   整理番号：10A0398092

ニコチン生成に及ぼす乾燥の影響についての予備研究を伴ったLC-MS/MSによる食用きのこ中のニコチンの定量

Nicotine determination in mushrooms by LC-MS/MS with preliminary studies on the impact of drying on nicotine formation

著者 (3件)： CAVALIERI Chiara (Stazione Sperimentale per l’Industria delle Conserve Alimentari (SSICA), Parma, ITA) ,  BOLZONI Luciana (Stazione Sperimentale per l’Industria delle Conserve Alimentari (SSICA), Parma, ITA) ,  BANDINI Mirella (Stazione Sperimentale per l’Industria delle Conserve Alimentari (SSICA), Parma, ITA)
資料名： Food Additives & Contaminants. Part A: Chemistry, Analysis, Control, Exposure & Risk Assessment  (Food Additives & Contaminants. Part A: Chemistry, Analysis, Control, Exposure & Risk Assessment)
巻： 27  号： 4  ページ： 473-477  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： H0989B  ISSN： 1944-0049  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 乾燥した野生食用きのこにおける残留農薬由来の大量のニコチンが報告されている。EFSA(欧州食品安全機関)は一時的に最大残留量を生及び乾燥キノコで,それぞれ0.036及び1.17mgkg^-1とした。そこで,日常分析用に迅速で高感度な分析法を開発して,単一試験機関内で定量の妥当性を調べた。方法は内部標準を用いたLC-MS/MSであり,定量限界は生及び乾燥キノコでそれぞれ6,60μgkg^-1であった。種々のニコチン濃度試料で回収率は107~122%,相対標準偏差は濃度に依存して2.9~10.1%であった。市場購入品及び地域生産品は,生/冷凍,乾燥でそれぞれ0.01~0.04,0.1~4.5mgkg^-1の範囲であった。予備研究として,生のキノコを70°Cで乾燥したが,水分蒸発による重量減少に伴い,ニコチン濃縮度はほぼ一定であり,乾燥工程における生合成はなかった。

シソーラス用語： *食用きのこ ,  マッシュルーム ,  野生型 ,  天然殺虫剤 ,  *残留農薬 ,  *LC-MS分析 ,  タンデム質量分析 ,  乾燥食品 ,  迅速分析 ,  検証 ,  窒素複素環化合物 ,  タバコアルカロイド ,  薬物
準シソーラス用語： 正確さ検証

分類 (3件)： 食品の汚染  (FJ01053P) ,  野菜とその加工品  (FJ11020O) ,  食品の分析  (FJ01030U)

物質索引 (1件)： ニコチン

タイトルに関連する用語 (5件)： ニコチン ,  研究 ,  LC-MS ,  食用きのこ ,  定量