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J-GLOBAL ID：201002206485074619   整理番号：10A0171726

設計基準強度150~200N/mm²超高強度繊維補強コンクリートの開発と実建物への適用

DEVELOPMENT OF 150-200N/mm² HIGH STRENGTH CONCRETE WITH HYBRID FIBER AND APPLICATION TO A BUILDING STRUCTURE

著者 (5件)： 三井健郎 (竹中工務店 竹中技研) ,  小島正朗 (竹中工務店 竹中技研) ,  米澤敏男 (竹中工務店 竹中技研) ,  菅田昌宏 (竹中工務店 竹中技研) ,  三橋博三 (東北大 大学院工学研究科)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 16  号： 32  ページ： 21-26  発行年： 2010年02月20日 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 超高強度繊維強化コンクリートの研究開発を行った。その流動性,強度発現,曲げ靱性,鉄筋の付着強さ,自己収縮量等を実験で調べた。また,実機での製造,実部材への適用,の概要を報告した。結果,標準養生では材齢13週でも十分な強度が発現せず,水セメント比が低いほど若材齢での高温養生が効果的であった,鋼繊維の混入では圧縮強度の向上に寄与しないが,曲げ靱性向上,鉄筋付着強さ向上,自己収縮拘束,見かけの収縮量低減,に効果があった,実構造物に適用したコンクリートについては所期の品質と良好な施工性が確認された,等の知見を得た。

シソーラス用語： *繊維強化コンクリート ,  研究開発 ,  実用化 ,  事例研究 ,  性能評価 ,  コンシステンシー【軟度】 ,  強度発現 ,  鉄筋 ,  付着強さ ,  鋼繊維
準シソーラス用語： 曲げ靱性 ,  自己収縮 ,  *超高強度繊維強化コンクリート

分類 (1件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H)

引用文献 (11件)：

• 1) 三井健郎, 小島正朗, 高尾全, 佐藤敏之:設計基準強度150N/mm²超高強度コンクリートによる超高層集合住宅の施工,セメントコンクリート, No.723、pp.25-31, 2007.5
• 2) 三井健郎,辻大二郎,米澤敏男,藤中英生,古平章夫:合成繊維を混入したFc150N/mm²超高強度コンクリート柱の耐火性能,日本建築学会学術講演梗概集A1, pp999-1000, 2003
• 3) 森田武, 山崎庸行, 橋田浩, 西田朗, 米澤敏男, 古平章夫, 三井健郎:合成繊維を利用した高耐火·高強度コンクリート, セメントコンクリート, No.648, pp24-31, 2001.2
• 4) 木村秀樹, 石川裕次:鋼繊維補強高強度コンクリートRC柱の曲げせん断実験, コンクリート工学年次論文集, Vol.23, No.3, pp.211-216, 2001
• 5) 鴉越元紀, 三井健郎, 和地正浩, 小島正朗, 佐藤敏之, 井上孝之:Fc150N/mm²超高強度コンクリートの超高層集合住宅への適用(その1~3), 日本建築学会学術講演梗概集A1, pp41-46, 2007.8

タイトルに関連する用語 (4件)： 設計基準強度 ,  超高強度繊維補強コンクリート ,  開発 ,  建物