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J-GLOBAL ID：201002206735377523   整理番号：10A0096588

日本の米におけるカドミウムとヒ素の蓄積とジメチルアルシン酸の濃度への水管理の影響

Effects of Water Management on Cadmium and Arsenic Accumulation and Dimethylarsinic Acid Concentrations in Japanese Rice

著者 (5件)： ARAO Tomohito (National Inst. for Agro-Environmental Sci., Ibaraki, JPN) ,  KAWASAKI Akira (National Inst. for Agro-Environmental Sci., Ibaraki, JPN) ,  BABA Koji (National Inst. for Agro-Environmental Sci., Ibaraki, JPN) ,  MORI Shinsuke (National Inst. for Agro-Environmental Sci., Ibaraki, JPN) ,  MATSUMOTO Shingo (Shimane Univ., Shimane, JPN)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 43  号： 24  ページ： 9361-9367  発行年： 2009年12月15日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カドミウムとヒ素の主要汚染源となる米について,カドミウムとヒ素のレベルへの水田の水管理の影響を調べた。米のヒ素濃度は湛水によって増加したが,カドミウム濃度は好気性処理で増加した。出穂の前後3週間の湛水がカドミウム濃度の低減に効果的であったが,ヒ素濃度が大きく増加した。一方,同じ期間の好気性処理はヒ素濃度の低減に効果があったが,カドミウム濃度は増加した。米でのジメチルアルシン酸(DMA)の濃度は好気性条件で低かったが,湛水条件では増加した。ヒ素濃度の低い土壌からの米でのDMAは全ヒ素濃度の3~52%で,ヒ素濃度の高い土壌では10~80%と高くなり,DMAのシュート/根から米への移行が無機ヒ素より容易であることを示した。

シソーラス用語： *米 ,  日本 ,  湛水 ,  *カドミウム ,  *ヒ素 ,  *生体内蓄積 ,  *水管理 ,  水田 ,  重金属汚染 ,  好気性処理 ,  移動 ,  水稲 ,  有機ヒ素酸 ,  生体内移動 ,  環境汚染

分類 (2件)： 重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  稲作  (FC03020C)

物質索引 (1件)： ジメチルアルシン酸

タイトルに関連する用語 (7件)： 日本 ,  米 ,  カドミウム ,  ヒ素 ,  蓄積 ,  ジメチルアルシン酸 ,  水管理