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J-GLOBAL ID：201002207651071620   整理番号：10A0843522

Nd-Fe-B系焼結磁石における省Dy技術の研究動向

Recent Trend of the Researches for Reducing Dysprosium Usage in a Nd-Fe-B Sintered Magnet

著者 (1件)： 杉本諭 (東北大学大学院工学研究科知能デバイス材料学専攻)
資料名： 粉体および粉末冶金  (Journal of the Japan Society of Powder and Powder Metallurgy)
巻： 57  号： 6  ページ： 395-400 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： F0691A  ISSN： 0532-8799  CODEN： FOFUA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ハイブリッドあるいは電気自動車に用いられるモーターにはDyを添加したNd-Fe-B系磁石が使用される。これらの自動車の需要が拡大すると,Dyの使用量が大幅に増加し,資源上の問題(コストも含め)が浮上する。本稿では著者が中心となって進めている,NEDOのDy低減技術プロジェクトについて紹介した。初めにNd-Fe-B系磁石における高保磁力発生のための材料設計について示し,プロジェクトで実施する具体的項目として,結晶粒微細化,界面ナノ制御,界面構造解析と保磁力発現機構の解明および応用検討を挙げた。そして,これらの項目についての最近までの活動を記し,結晶粒微細化技術では結晶粒度2.7μm,20~30%のDy削減あるいは界面制御により20%のDy低減を達成できたこと示した。

シソーラス用語： *鉄合金 ,  ネオジム含有合金 ,  ホウ素含有合金 ,  ジスプロシウム添加合金 ,  *永久磁石 ,  減少

分類 (1件)： 電磁石  (NA05080G)

タイトルに関連する用語 (4件)： 焼結磁石 ,  Dy ,  研究 ,  動向