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J-GLOBAL ID:201002208497996166   整理番号:10A0857026

砂丘地のメロン栽培における鶏糞モミガラ堆肥の連用効果

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巻: 81  号:ページ: 387-390  発行年: 2010年08月05日 
JST資料番号: G0156A  ISSN: 0029-0610  CODEN: NIDHAX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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排水性に優れ,施肥を制御しやすい砂丘地帯は,野菜などの園芸作物を中心とした産地化が進められてきた。畑土壌における有機質資材の施用や連用の効果についての報告例は多いが,砂丘未熟土における報告例が少なく,砂丘地帯の生産現場では,圃場による地力の差が経験的に認識されているにも関わらず,科学的な検証がなされていないので,砂丘地のメロン栽培での効率的な施肥技術の資とすべく,有機質資材(鶏糞モミガラ堆肥)の連用による士壌理化学性の変化,メロンの生育や収量に及ぼす影響を検討した。その結果,1)有機質資材および窒素肥料無施用栽培での収穫期における生育量は,連用期間における有機物施用量が多い区ほど大きくなる,2)堆肥50区における乾物量は標準施肥区と同等で,窒素吸収量も同等である,3)鶏糞モミガラ堆肥および窒素肥料無施用栽培における果実形質では.平均果重は堆肥0区や堆肥0.5区,堆肥1.5区では果実が小さく,ネット形質も不良で糖度も低い,4)これらの区では葉が小さく,葉色も淡く,堆肥5.0区と慣行区では平均果重に大きな差がなく糖度も同等であるが,ネット形質は慣行区の方が優れている,5)堆肥5.0区では果実が大きくなりすぎる傾向にあり,これがネットの発生に影響を及ぼしたものと考えられる,6)可給態窒素とメロンの窒素吸収量との間に高い正の相関が得られる,7)地力が低いと言われる砂丘畑においてメロンを栽培する場合の窒素栄養については,地力に依存する部分が大きい,8)砂丘畑でも,鶏糞モミガラ堆肥連用により各種養分が土壌中に蓄積され,特に窒素肥沃度が高まることにより,メロンの生育が旺盛となり収量が高まる,9)メロン栽培における可給態窒素の診断から,減肥の可能性がある.ことが分かった。
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分類 (3件):
分類
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土壌管理  ,  施肥法・肥効  ,  野菜 

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