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J-GLOBAL ID:201002209897181346   整理番号:10A0863694

短鎖ペプチドはショウジョウバエ胚発生の間にShavenbabyの転写活性を切り換える

Small Peptides Switch the Transcriptional Activity of Shavenbaby During Drosophila Embryogenesis
著者 (18件):
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巻: 329  号: 5989  ページ: 336-339  発行年: 2010年07月16日 
JST資料番号: E0078A  ISSN: 0036-8075  CODEN: SCIEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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真核生物は,shortORF(sORF)しか保持しない蛋白質をコードしていないと考えられている多くのRNAを含んでいる。最近,このsORFが短鎖ペプチドに翻訳されることが明らかになり,ショウジョウバエにおいてpolished rice(pri)と呼ばれる進化的に保存されているsORF遺伝子を同定した。ここでは,Priペプチドの機能を調べるため,ショウジョウバエ胚発生の間の毛状突起形成におけるPriペプチドの役割に注目した。毛状突起パターンの修飾は,Shavenbaby(svb)発現の変化に起因する。pri変異体におけるsvbおよびその標的遺伝子の発現を調べた結果,priが毛状突起細胞においてSvb下流標的の転写に特異的に必要とされることが示された。svb遺伝子座がコードする3つの蛋白質イソ型の発現を調べた結果,Svbの毛状突起誘導能は,priに依存し,priは,胚においてSvbの核内局在を調節することを明らかにした。Enh-mを用いた転写活性の比較とGFPおよび特異的抗体を用いたSvbの分布の分析から,Priペプチドは,Svb蛋白質をN末端の切断により転写レプレッサーからアクチベーターへ変換することを明らかにした。本研究は,sORFにコードされているPriペプチドが,Svb転写活性の制御を通して上皮分化を組織化することを論証した。
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分類 (2件):
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発生と分化  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (4件):
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