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J-GLOBAL ID：201002209993379092   整理番号：10A0680965

ホルムアルデヒドのアミノ化は水中の双性イオン中間体により進行するのか?拘束力学を使用したフラグメント分子軌道分子動力学シミュレーション

Does Amination of Formaldehyde Proceed Through a Zwitterionic Intermediate in Water? Fragment Molecular Orbital Molecular Dynamics Simulations by Using Constraint Dynamics

著者 (5件)： SATO Makoto (Rikkyo Univ., Tokyo, JPN) ,  YAMATAKA Hiroshi (Rikkyo Univ., Tokyo, JPN) ,  KOMEIJI Yuto (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol., Tsukuba, JPN) ,  MOCHIZUKI Yuji (Rikkyo Univ., Tokyo, JPN) ,  NAKANO Tatsuya (National Inst. of Health Sci., Tokyo, JPN)
資料名： Chemistry - European Journal  (Chemistry - European Journal)
巻： 16  号： 22  ページ： 6430-6433  発行年： 2010年 
JST資料番号： W0744A  ISSN： 0947-6539  CODEN： CEUJED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フラグメント分子軌道分子動力学(FMO-MD)によりホルムアルデヒドのアミノ化反応を検討した。約200の水分子を有する溶媒中,アンモニアによるホルムアルデヒドのアミノ化に対して,量子力学(QM)分子動力学(MD)シミュレーションを行った。拘束力学によるFMO-MDシミュレーションをHF/6-31G^**で行った。FMO-MDシミュレーションの結果,アンモニアとホルムアルデヒドの反応は,協奏メカニズムでなく,安定な双性イオン(ZW)中間体(NH⁺₃CH₂O^-)により段階的に進行し,カルビノールアミンを生成することなどが分かった。

シソーラス用語： *アミノ化 ,  双性イオン ,  量子論 ,  水中 ,  中間体 ,  *分子軌道法 ,  計算機シミュレーション ,  *アンモニア ,  反応機構 ,  脂肪族アルデヒド ,  分子動力学シミュレーション ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： *フラグメント分子軌道法 ,  量子力学

分類 (1件)： その他の有機化学反応  (CF02100O)

物質索引 (1件)： ホルムアルデヒド

タイトルに関連する用語 (9件)： ホルムアルデヒド ,  アミノ化 ,  水中 ,  双性イオン ,  中間体 ,  拘束力 ,  フラグメント ,  分子軌道 ,  分子動力学シミュレーション