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J-GLOBAL ID：201002210230830034   整理番号：10A0525260

グラフィックス処理用プロセッサGPUによるSAR画像再生処理の高速化

Speed-up of SAR Image Processing using Graphics Processing Units

著者 (4件)： 佐藤裕幸 (三菱電機 情報技総研) ,  高瀬成宜 (三菱電機 情報技総研) ,  尾崎敦夫 (三菱電機 情報技総研) ,  若山俊夫 (三菱電機 情報技総研)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 110  号： 8(SANE2010 1-9)  ページ： 7-12  発行年： 2010年04月15日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 我々は,合成開口レーダ(SAR)画像再生処理に,近年,安価に高速化を図れる手段として注目を浴びているグラフィック用プロセッサ(GPU)を用いることで高速化を行った。実装においては,使用メモリ量を抑えた再生アルゴリズムである「サブアパーチャ法」を採用し,処理時間を要するCPUとGPU間のデータ転送の課題に対してはデータ転送とGPU演算処理を同時に実行する方式を考案した。その結果,汎用のCPU1プロセッサに対して13倍,8プロセッサに対して2.8倍の性能向上が図れた。また,汎用のクラスタ・サーバを用いてGPUと同等の実行時間に収めるためには,サイズで7倍,消費電力で5倍,価格で3.8倍の装置規模となる。(著者抄録)

シソーラス用語： *電波画像 ,  合成開口レーダ ,  *画像再生 ,  マイクロプロセッサ ,  *専用プロセッサ ,  高速化 ,  実装設計 ,  データ転送 ,  中央処理装置 ,  性能評価 ,  消費電力
準シソーラス用語： CPU【計算機】 ,  *GPU【専用プロセッサ】 ,  *SAR画像

分類 (2件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  専用演算制御装置  (JC04030Y)

引用文献 (8件)：

• 和泉秀幸. SAR画像再生処理の高速化-キャッシュアクセスを考慮したコーナーターンの1改善法. 情処学論. 2003, 44, 6, 1525-1537
• 松岡聡. アクセラレータ, 再び-スパコン化の切り札-. 情報処理. 2009, 50, 2, 95-139
• OWENS, J. D. GPU Computing. Proc. IEEE. 2008, 996, 5, 879-899
• NVIDIA Corporation. NVIDIA CUDA Programming Guide. http://developer.download.nvidia.com/compute/cuda/2_21/toolkit/docs/NVIDIA_CUDA_Programming_Guide_2.2.1.pdf. 2009, 2
• MITTERMAYER, J. Sliding spotlight SAR processing for TerraSAR-X using a new formulation of the extended chirp scaling algorithm. IGARSS03. 2003, 3, 1462-1464

タイトルに関連する用語 (6件)： グラフィックス ,  プロセッサ ,  GPU ,  SAR画像 ,  再生処理 ,  高速化