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J-GLOBAL ID:201002210531230687   整理番号:10A1145007

9~12%Cr耐クリープ鋼におけるZ相形成と長期間クリープ強さに及ぼすその効果

Z-phase formation and its effect on long-term creep strength in 9-12%Cr creep resistant steels
著者 (4件):
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巻: 63  号: 2/3  ページ: 117-122  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: E0277A  ISSN: 0972-2815  CODEN: TIIMA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: インド (IND)  言語: 英語 (EN)
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高Cr耐クリープ鋼は,クリープ条件下においてこの材料の強化因子であるMX炭窒化物を消費してZ相の形成が生じ,特性劣化に繋がることが知られている。一方,この材料の溶接部においては異なるクリープ強さ劣化の機構が示されている。本研究においては両者の機構を明確化するために,デルタフェライトを有する4種類の鋼材(ASME Gr.91,Gr.92,Gr.122および12Cr鋼)の溶接サンプルを調製し,金属組織観察ならびにクリープ試験を実施した。これらの実験から,調査した4種類の鋼に対する時間-温度-Z相析出図を得ることができ,Z相生成を抑制するためにはCr量の低減が必要であることを示唆した。また,溶接部におけるZ相の生成部位を確定でき,タイプIV破壊に対する各鋼の感受性の優劣を明らかにした。
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金属材料 
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