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J-GLOBAL ID：201002211163663396   整理番号：10A1129432

巨大地震による液状化被害と予測手法の課題

著者 (1件)： 安田進 (東京電機大 理工)
資料名： 地盤工学会誌  (Geotechnical Engineering Magazine)
巻： 58  号： 11  ページ： 1-5  発行年： 2010年11月01日 
JST資料番号： F0369A  ISSN： 1882-7276  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 巨大地震による液状化発生の事例を挙げ,性能設計への移行と今後の対処方法を解説した。継続時間や分波数など巨大地震および強地震動での液状化発生を予測する上で考慮すべき点を示した。新潟地震から兵庫県南部地震までの予測方法の開発の経緯および兵庫県南部地震以降のレベル2地震動と性能設計の導入の経緯を述べた。被災の経験をもとに性能目標値が設定されつつある液状化に関する性能設計の現況を紹介した。現行の液状化簡易予測手法を利用する場合の留意点を,巨大地震と強地震動ごとに提示した。

シソーラス用語： 大地震 ,  *液状化 ,  震災 ,  予測技法 ,  設計 ,  地震動 ,  *耐震設計
準シソーラス用語： レベル2地震動 ,  巨大地震 ,  強地震動 ,  *性能設計 ,  兵庫県南部地震

分類 (2件)： 土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  (RA03060A) ,  構造設計一般  (RA04010E)

引用文献 (16件)：

• MARTIN, C. Response of soils, foundations, and earth structures to the Chilean earthquake of 1960. Bulletin of Seismological of America. 1963, 53, 2, 309-357
• 地盤工学会2010年チリ Maule 地震による被害に対する災害緊急調査団. 2010年チリ Maule 地震による被害に対する緊急調査団報告書. 2010
• 栗林栄一. 明治以降の本邦の地盤液状化履歴. 土木研究所彙報. 1974, 30
• TC4, ISSMFE. Manual for zonation on seismic geotechnical hazards. 1994
• SEED, H. B. Simplified procedure for evaluating soil liquefaction potential. J. SMFD, ASCE. 1971, 97, SM9, 1249-1273

タイトルに関連する用語 (3件)： 巨大地震 ,  液状化被害 ,  予測手法