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J-GLOBAL ID：201002211788243751   整理番号：10A1120569

伝建地区とその周辺における空き家実態とその利活用可能性に関する研究-函館市西部地区を対象として-

A Study on Condition and Utilization of Vacant Houses in Preservation District for Groups of Historic Buildings and Its Surroundings-A Case Study of Seibu-District in Hakodate City-

著者 (4件)： 竹鼻紫 (JR北海道) ,  大村謙二郎 (筑波大 大学院システム情報工学研究科) ,  有田智一 (筑波大 大学院システム情報工学研究科) ,  藤井さやか (筑波大 大学院システム情報工学研究科)
資料名： 都市計画論文集(CD-ROM)  (Journal of the City Planning Institute of Japan (CD-ROM))
号： 45-2/45-3  ページ： NO.45-3,5  発行年： 2010年10月25日 
JST資料番号： G0606B  ISSN： 1348-284X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 伝建地区とその周辺における空き家実態とその利活用可能性について検討した。函館市西部地区を対象として考察した。個別事例の物理要因に着目した利活用要因をみると,築年数が明治・大正期の建築物で,床面積は100m²以上の中-大規模物件である傾向がある。4つの個別事例の利活用経緯と利活用メカニズムを調査した。その結果,歴史的建造物には手厚い保護が与えられる一方で,歴史的と認められない建造物には特に助成が設定されていないことが点的な改修にとどままり,歴史的雰囲気の街並み形成に繋がっていない。先ずは,空家が改修しやすいまちづくり体制を確立,その上で利活用策の実施という条件を満たすことが必要である。

シソーラス用語： *町並み ,  NPO【組織】 ,  *都市景観 ,  *歴史的建造物 ,  町づくり ,  波及効果
準シソーラス用語： 空き家 ,  景観条例 ,  伝統的建造物群保存地区

分類 (1件)： 都市計画の調査分析,分析手法  (RD01020D)

タイトルに関連する用語 (6件)： 地区 ,  周辺 ,  空き家 ,  活用可能性 ,  研究 ,  函館