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J-GLOBAL ID:201002212073128625   整理番号:10A0308736

カーボンナノチューブに担持されたルテニウム触媒上の中性水系媒体中のセロビオースのソルビトールへの転換

Conversion of cellobiose into sorbitol in neutral water medium over carbon nanotube-supported ruthenium catalysts
著者 (5件):
資料名:
巻: 271  号:ページ: 22-32  発行年: 2010年04月12日 
JST資料番号: H0480A  ISSN: 0021-9517  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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カーボンナノチューブに担持されたルテニウム触媒を中性水系媒体中でのセロビオースの水素化のために検討した。触媒の酸性とRu粒子の大きさがセロビオースのソルビトールへの転換に重要な役割を果たした。CNTの前処理に用いる硝酸の濃度が大きくなるとグルシトールの収率が良くなったことから触媒酸性は重要な役割を果たしていることが示唆された。Ru粒子の平均粒径が大きく,豊富な酸性部位を有する触媒がより優れたグルシトールの収率を示したが,小さなRu粒子や酸性サイトの少ない触媒は3-β-D-グルコピラノシル-D-グルシトールの生成に有利あった。セルビオースはまず水素化分解によって3-β-D-グルコピラノシル-D-グルシトールに転換して,それから,触媒上の3-β-D-グルコピラノシル-D-グルシトールのβ-1,4-グリコシド結合の開裂によってグルシトールを生成することを明らかにした。小さなRu粒子の触媒は第一段階では有利であったが,弱い酸性のために第二段階では不利であった。また,より小さなRu粒子はグルシトールの分解を促進した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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貴金属触媒  ,  酸化,還元  ,  少糖類 
物質索引 (3件):
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