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J-GLOBAL ID：201002212184613980   整理番号：10A1120581

再統一後のベルリンにおける都心改造に関する研究-「都心改造マスタープランPlanwerk Innenstadt」を巡る議論とプロジェクトの実現に注目して-

Center-rebuilding in Berlin after the reunification-Discussion and realization of the Masterplan “Planwerk Innenstadt”-

著者 (4件)： 太田尚孝 (計量計画研) ,  大村謙二郎 (筑波大 大学院システム情報工学研究科) ,  有田智一 (筑波大 大学院システム情報工学研究科) ,  藤井さやか (筑波大 大学院システム情報工学研究科)
資料名： 都市計画論文集(CD-ROM)  (Journal of the City Planning Institute of Japan (CD-ROM))
号： 45-2/45-3  ページ： NO.45-3,19  発行年： 2010年10月25日 
JST資料番号： G0606B  ISSN： 1348-284X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 再統一後のベルリンにおける都心改造を巡る議論の構図と現状の都市計画的課題を明らかにした。旧東ベルリンの都心改造は,当初,グローバルシティ化に結びつけられたが,開発バブルが崩壊した1990年代後半からは都市のアイデンティティを巡る議論に発展した。ハンス・シュテマンの「批判的な都市の再構築」は,行政トップの都市計画家のあり方に対する社会的関心に繋がった。「都心改造MP」を含め,再統一後の都心改造は,西側による東側の都心の再整備を前提にした政治的イデオロギーに満ちていた。今後,どのように東ドイツ時代の都市計画を解釈し受容していくか,が大きな課題である。タウンハウスの建設は,次世代の都心居住を提案したが,この拠点開発は社会的な不公平さを助長させるという否定的評価にも繋がった。

シソーラス用語： *都心 ,  *改造 ,  *都市計画家 ,  都市計画 ,  都市構造 ,  都市開発 ,  土地利用計画 ,  タウンハウス ,  市民参加
準シソーラス用語： マスタープラン ,  再構築 ,  都心居住

分類 (1件)： 都市計画一般,都市経済学  (RD01010S)

タイトルに関連する用語 (8件)： ベルリン ,  都心 ,  改造 ,  研究 ,  マスタープラン ,  議論 ,  プロジェクト ,  注目