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J-GLOBAL ID:201002213880120774   整理番号:10A0025722

充填スクッテルダイトの格子比熱の系統的研究

Systematic Study of Lattice Specific Heat of Filled Skutterudites
著者 (11件):
資料名:
巻: 78  号: 12  ページ: 124601.1-124601.6  発行年: 2009年12月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Laベース充填スクッテルダイトLaT4X12(T=Fe,Ru及びOs;X=P,As,及びSb)の格子比熱Clatを系統的に研究し,LaT4X12のDebye温度ΘD及びEinstein温度ΘEを共に注意深く推定した。LaT4P12,LaT4As12,及びLaT4Sb12に関して,ΘDと平均原子量の二乗根の逆数との間に,相関が存在することを確認した。充填スクッテルダイトのΘDが,主に,籠を形成する種Xの性質に依存することが分かった。LaT4X12に関するClat/T3の温度依存性は,低温(10~30K)において大きな広がった最大を示し,Einstein比熱により特徴付けられるほとんど分散の無い低エネルギー光学モードを示唆した。このように広がった最大は未充填スクッテルダイトRhP3には存在しないので,低エネルギー光学モードは,X12籠におけるLaイオンを含む振動(所謂”ゲストイオンモード”)に関係していた。充填スクッテルダイトのΘEが,大体,低エネルギーゲストイオン光学モードのエネルギーに対応していることが分かった。さらに,ΘEとrR-X-rR3+(rR-XはR-Xの距離,rR3+はR3+の有効イオン半径)との間に,良好な相関が存在することを示した。rR-X-rR3+が増大するにつれ,ΘEが減少することが分かった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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非金属のその他の熱的性質  ,  その他の無機化合物の結晶構造 
タイトルに関連する用語 (3件):
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