文献

J-GLOBAL ID：201002214255029005   整理番号：10A0461009

砕石による骨材の必要な粒度特性とその一貫的な生産法

著者 (3件)： 今井忠男 (秋田大 工学資源) ,  平澤祐介 (秋田大 大学院工学資源学研究科) ,  杉本文男 (秋田大 工学資源)
資料名： 建設用原材料  (Construction Materials)
巻： 18  号： 1  ページ： 9-16  発行年： 2010年03月25日 
JST資料番号： L1872A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： これまでのコンクリートの製法は,天然砂と天然砂利を一定の割合で配合してきた。しかしながら,国土の環境保全の観点等から,粗骨材は天然砂利から砕石に,細骨材も天然砂から砕砂へと代替させなければならない。砕石と砕砂でコンクリート骨材を生産する場合の品質管理のために,骨材の粒度特性と基準値について検討し,最も優れた性能となるコンクリート骨材の粒度分布を明らかにした。また,コンクリート骨材を一貫的に生産する場合の効率良い生産方法についても提案し,同時に一貫生産の骨材のコンクリート性能についても評価した。

シソーラス用語： *砕石 ,  粗骨材 ,  *コンクリート ,  粒度分布 ,  *砕砂 ,  細骨材 ,  フラクタル ,  安山岩 ,  体積率 ,  コンシステンシー【軟度】 ,  フレッシュコンクリート ,  粒径 ,  岩石破壊 ,  衝撃試験 ,  *生産方式 ,  山砂 ,  調合 ,  圧縮強さ
準シソーラス用語： スランプ

分類 (1件)： 骨材  (YC05060B)

引用文献 (13件)：

• 須藤定久: 骨材需給のゆくえ--経緯と現状・今後の展開--、資源・素材2009 (札幌)、Vol.1、pp. 259-262(2009)
• 小阪義夫・谷川恭雄: コンクリ・ートの力学的性質と骨材、セメント・コンクリート、No.331、pp. 56-64(1974)
• 今井忠男・杉本文男: 低品質な火山岩砕石のコンクリート用骨材への利用可能性--粗骨材の力学的基準について--、建設用原材料、Vo1.17、No.1、pp. 7-14(2009)
• 吉兼亨: よいコンクリートの原点、セメントジヤーナル社、pp. 10-33(2004)
• 奥山喜久夫・増田弘昭・諸岡成治: 微粒子工学、オーム社、pp, 43、pp. 94(1992)

タイトルに関連する用語 (3件)： 砕石 ,  骨材 ,  粒度