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J-GLOBAL ID：201002214972298738   整理番号：10A0239555

求核試薬の存在下の水性緩衝液におけるアフラトキシンの分解

Degradation of aflatoxins in aqueous buffer in the presence of nucleophiles

著者 (2件)： SAALIA Firibu K. (Dep. of Nutrition and Food Sci., Univ. of Ghana, Legon, Accra, Ghana) ,  DIXON PHILLIPS R. (Dep. of Food Sci. and Technol., Univ. of Georgia, Griffin, GA 30223, USA)
資料名： Food Control  (Food Control)
巻： 21  号： 7  ページ： 1066-1069  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： W0246A  ISSN： 0956-7135  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は加熱水性緩衝液におけるアフラトキシン分解を媒介するリシン,グリシン及びメチルアミンの有効性を比較した。3×3×3多元配置(緩衝液pH,加熱温度及び求核試薬)に従った。緩衝液は混合アフラトキシン標準物により人工的に(「添加」)汚染され,所定の時間,加熱された。加熱処理後,残留アフラトキシンはHPLC手順を用いて測定された。アフラトキシン削減は緩衝液pH及び添加求核試薬のpKaによる影響を受けた。リン酸緩衝液(pH9)が150°Cまで加熱された時,リシン,グリシン及びメチルアミンの存在下のアフラトキシン分解速度定数(k)は,それぞれ,0.11,0.09及び0.08/分であった。「添加」緩衝液への塩化カルシウムの添加はアフラトキシン削減を低下したが,リシンあるいはメチルアミン添加時にアフラトキシン削減はある程度回復した。これらの発見事項はアフラトキシン削減を媒介するリシンの潜在的能力を明示する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *アフラトキシン ,  *食品汚染 ,  農産食品 ,  求核試薬 ,  多元配置 ,  pH依存性 ,  温度依存性 ,  時間依存性 ,  酸解離定数 ,  分解反応 ,  塩化カルシウム ,  高速液体クロマトグラフィー ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  第一アミン
準シソーラス用語： pKa

分類 (2件)： 食品の汚染  (FJ01053P) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

物質索引 (3件)： グリシン ,  メチルアミン ,  リシン

タイトルに関連する用語 (4件)： 求核試薬 ,  緩衝液 ,  アフラトキシン ,  分解