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J-GLOBAL ID:201002214999922557   整理番号:10A0019891

東北タイにおける直播天水田イネ(Oryza sativa L.)の生殖期における生長を高めることによる高収量作物管理

High-yielding Crop Management by Enhancing Growth in Reproductive Stage of Direct-Seeded Rainfed Lowland Rice (Oryza sativa L.) in Northeast Thailand
著者 (6件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 104-115 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: L3405A  ISSN: 1343-943X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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生殖期の間の生長を促進するための直播イネにおける作物管理を,東北タイの小水系における雑草防除した地形連鎖的に中間の圃場で評価した。2004年に,幼穗分化期に21kg ha-1の窒素を追肥することの有効性を,500,250および125種子m-2で播種した2遺伝子型,KDML105およびIR57514-PMI-5-B-1-2(IR57514)を用いて試験した。2005および2006年に,新管理(125種子m-2の播種率および90-101kg ha-1の窒素施肥;CM2)の有効性を慣行管理(500種子m-2の播種率および50kg ha-1の窒素施肥;CM1)と5月および6月に播種した3遺伝子型(KDML105,IR57514およびHY71)を用いて比較した。2004年に,KDML105における低播種率の第3小花梗上の小穂の数が追肥により大きく増加した。2005および2006年に,より大きな穂状花序当りの小穂数,より重い茎乾燥重およびより多い窒素取込みのために,CM2はCM1より高い穀粒収量(346対235g m-2)であった。5月播種は,幼植物から分蘖期におけるより長い非湛水期間,出穂周辺のより低いSPAD示度および出穂から成熟までのより少ない茎乾燥重となり,および6月播種より少ない穀粒収量(253対328g m-2)であった。この穀粒収量の低減は,晩期出穂のKDML105で早期出穂のIR57515より大きかった。これらの結果は,より少ない雑草侵入あるいは雑草防除条件の地形連鎖的に中間の圃場における直播イネのための新作物管理(CM2)の有効性を指摘する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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稲作  ,  施肥法・肥効 
引用文献 (41件):
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  • 2) Bell, R.W. and Seng, V. 2004. Rainfed lowland rice-growing soils of Cambodia, Laos, and North-east Thailand. In V. Seng, E. Craswell, S. Fukai and K. Fischer eds., Proceedings of a CARDI International Conference: ‘Research on Water in Agricultural Production in Asia for the 21st Century’, Phnom Penh, Cambodia, 25-28 November 2003. ACIAR Proceedings No. 116: 161-173.
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  • 5) Dingkuhn, M., De Datta, S.K., Javellana, C., Pamplona, R. and Schnier, H.F. 1992a. Effect of late-season N fertilization on photosynthesis and yield of transplanted and direct-seeded tropical flooded rice. 1. Growth dynamics. Field Crops Res. 28: 223-234.
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