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J-GLOBAL ID：201002215497873028   整理番号：10A0714987

既築建物等に対する空調用電力消費量の推定手法-大学建物における検証-

Estimation Method for Air-conditioning Electricity Consumption in Existing Buildings-Verification for the University Buildings-

著者 (6件)： 小田拓也 (東京工大 ソリューション研究機構) ,  宮崎隆彦 (東京農工大 大学院生物システム応用科学府) ,  植田譲 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  伊藤雅一 (東京工大 ソリューション研究機構) ,  川崎憲広 (東京工大 ソリューション研究機構) ,  柏木孝夫 (東京工大 ソリューション研究機構)
資料名： 日本冷凍空調学会論文集  (Transactions of the Japan Society of Refrigerating and Air Conditioning Engineers)
巻： 27  号： 2  ページ： 95-102  発行年： 2010年06月30日 
JST資料番号： X0662A  ISSN： 1344-4905  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 建築物の約1年間の実測毎時総電力消費量を,外気温のみを指標として空調需要とその他のベース電力需要に区分する推定手法を提案した。従来著者らが空調電力消費推定に用いてきた空調負荷推定基礎モデルを図示した。これを毎時推定モデルに拡張し,空調開始温度を境にした非連続非線形モデルを連続非線形最小二乗法問題として解き,パラメータを推定した。毎時推定モデルを2008年4月1日~2009年3月11日の東工大大岡山キャンパスの電力消費実績に適用し,空調電力消費を推定した。東京の毎時の気温を与えて推定した結果,及び13需要家別推定精度を図説した。また空調電力消費を実測できた需要家のデータと推定値を比較した。総電力消費実績値と外気温のみを用いるにも関らず,ある一定の精度で冷暖房負荷をそれぞれ区分できることを示した。

シソーラス用語： *空気調和装置 ,  冷暖房負荷 ,  *電力消費 ,  省エネルギー ,  気温 ,  *モデル ,  パラメータ推定 ,  最小二乗法 ,  *建築物
準シソーラス用語： *校舎 ,  推定モデル ,  推定精度

分類 (2件)： 空気調和装置一般  (PC02010U) ,  教育施設,文化施設,宗教建築  (RB05050G)

引用文献 (11件)：

• 資源エネルギー庁. 平成15年度エネルギーに関する年次報告 (エネルギー白書). 2004
• 日本エネルギー経済研究所. EDMCエネルギー・経済統計要覧. 2008, 95, 119
• 佐藤春樹. 冷蔵庫・エアコンの実際の電力消費量推定法. 第4回住宅エネルギーシンポジウム, 2005. 2005
• 竹田功. 家庭用電力の月別需要の温度依存特性に関する考察. エネルギー資源学会研究発表会講演論文集, 1995. 1995, 93-98
• 田中良彦. 建築における冷温熱消費量の実態と予測に関する研究 第1報-冷温熱消費量と外界気象要因などとの相関. 空衛論. 1996, 60, 123-131

タイトルに関連する用語 (7件)： 建物 ,  空調 ,  電力消費量 ,  推定 ,  手法 ,  大学 ,  検証