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J-GLOBAL ID：201002215752382432   整理番号：10A0779585

バイオマス資源とリサイクル資源からのポリエステル合成

著者 (2件)： 佐藤俊 (産業技術総合研 環境化学技術研究部門) ,  柘植丈治 (東京工大 大学院総合理工学研究科)
資料名： ケミカルエンジニヤリング  (Chemical Engineering (Tokyo))
巻： 55  号： 8  ページ： 632-638  発行年： 2010年08月01日 
JST資料番号： F0134A  ISSN： 0387-1037  CODEN： CMNGA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,改変体酵素を利用した共重合組成の制御技術がめざましい成果を遂げている.他方で,バイオマス資源から合成されたポリマーをモノマーまで分解し,それをリサイクル資源としてポリマーに再生する技術も開発が進んでいる.本稿では,PHAに関連した研究成果を中心に,バイオマス資源およびリサイクル資源からのポリエステル合成において有望視されている技術について概説した。高分子材料にも環境負荷を最小限にすることが要求されるようになった。それを満たすための一つの方向性が,バイオマス由来のプラスチックであり,また生分解性を付与することである。微生物によって作られるPHAは,バイオマスから合成することができ生分解性を有していることから,これらの方向性と合致するが,その生産プロセスは石油由来の汎用樹脂と比べれば未熟であり発展の余地が十分にある。他方で,バイオマスプラスチックのリサイクル技術を確立することで,資源を最大限有効に利用することも重要である。

シソーラス用語： *エネルギー資源 ,  *リサイクル ,  資源 ,  *ポリエステル ,  化学合成 ,  ポリヒドロキシアルカン酸 ,  バイオマス ,  共重合体 ,  化学組成 ,  *生体高分子 ,  化学反応 ,  資源再生 ,  *生分解性高分子 ,  不飽和脂肪酸 ,  大腸菌
準シソーラス用語： ケミカルリサイクル ,  バイオポリマ ,  バイオ資源 ,  ポリエステル類

分類 (1件)： ポリエステル,アルキド  (YH07070P)

物質索引 (3件)： 3-ヒドロキシオクタン酸 ,  3-ヒドロキシデカン酸 ,  trans-2-デセン酸

タイトルに関連する用語 (3件)： バイオマス資源 ,  リサイクル資源 ,  ポリエステル