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J-GLOBAL ID:201002215770012790   整理番号:10A0323153

キムチから分離したLactobacillus plantarum AF1によって産生した新規抗真菌物質の精製

Purification of a new antifungal compound produced by Lactobacillus plantarum AF1 isolated from kimchi
著者 (2件):
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巻: 139  号: 1-2  ページ: 56-63  発行年: 2010年04月30日 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的はキムチから分離したLactobacillus plantarum AF1の抗真菌物質を精製して同定しLb.plantarum AF1が特定な食品モデルシステムにおける真菌の増殖を防ぐことができるのかを調べた。抗真菌物質はSPE及びリサイクル分取HPLCを用いて精製しNMR及びESI-MSを用いて構造を解明した。Lb.plantarum AF1の作用物質はC12H22N2O2で3,6-ビス(2-メチルプロピル)-2,5-ピペラジンジオンは分子量226であった。これは乳酸菌(LAB)が産生する新規抗真菌物質である。食品及び飼料における真菌性腐敗を排除する抗真菌物質の応用の可能性を調べるためにダイズをモデルとして用いた。1~2日間インキュベート後の対照ダイズ中にAspergillus flavus ATTCC 22546の白色菌糸及び暗緑色胞子を認めた。しかしながら真菌増殖は4倍に濃縮したLb.plantarum AF1培養物の上澄みで処理したダイズ中には2日後にも認めなかった。本研究で同定した3,6-ビス(2-メチルプロピル)-2,5-ピペラジンジオンのようなキムチLABの最終産物は食品及び飼料中の真菌による腐敗及びマイコトキシン形成を抑制するバイオ防腐剤として合成保存料の有望な代替となると考えた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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野菜とその加工品  ,  微生物,組織・細胞培養による物質生産一般  ,  食品添加剤 
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