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J-GLOBAL ID：201002216113365060   整理番号：10A0105829

′′FLOPS2D′′の設計コンセプト-CFDを中心とした浮動小数点カスタム計算機-

′′FLOPS2D′′ Design Concept-Floating Point Custom Computer for CFD-

著者 (1件)： 藤田直行 (宇宙航空研究開発機構)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 109  号： 320(RECONF2009 41-53)  ページ： 43-48  発行年： 2009年11月26日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 計算機技術の進歩に伴い,HPC(High Performance Computing)システムも高速化,巨大化している。HPCシステムは並列化による速度向上を行ってきているが,並列化技術やその利用技術による性能向上が頭打ちになりつつあり,新しい方式の提案が必要となっている。本研究の目的は,この新しい方式の一つとしての「リコンフィギャラブルな計算機により,コードの特性に計算機ハードウェアを合わせるシステム」というコンセプトの実現可能性を示すことである。本稿は,FPGA計算機を想定したコンセプトの検討経過と,大規模にパイプライン化されたCFDプログラムを,複数のFPGA上に実装するために開発しているマルチFPGA計算機システムのフレームワーク′′FLOPS2D′′の概要をハードウェアとソフトウェアの面から述べる。(著者抄録)

シソーラス用語： *専用プロセッサ ,  再構成 ,  *FPGA ,  計算機システム ,  *カスタム化 ,  パイプライン処理 ,  浮動小数点演算 ,  マルチコンピュータシステム ,  *リコンフィギャラブルプロセッサ ,  *CFD【流体力学】 ,  *流体力学 ,  *物理学 ,  *科学 ,  *力学 ,  *連続体力学 ,  *自然科学
準シソーラス用語： *計算流体力学

分類 (2件)： 専用演算制御装置  (JC04030Y) ,  流体動力学一般  (BC02010G)

引用文献 (4件)：

• 藤田直行. JAXA次期スーパーコンピュータシステム "JSS" の設計思想と構成概要. 第22回数値流体力学シンポジウム論文集, 2008. 2008
• 新城淳史. 液体燃料微粒化初期過程の数値解析. 第41回流体力学講演会/航空宇宙数値シミュレーション技術シンポジウム2009講演集. 2009, 337-340
• MATSUO. Early Experience with Aerospace CFD at JAXA on the Fujitsu PRIMEPOWER HPC2500
• 藤田直行. 実用CFDコードのFPGA回路化における技術課題の実験的検討. 第23回数値流体力学シンポジウム論文集, 2009. 2009

タイトルに関連する用語 (3件)： 設計コンセプト ,  浮動小数点 ,  計算機