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J-GLOBAL ID：201002216833632065   整理番号：10A0978644

岩石・鉱物から見たコンクリートの乾燥収縮(その2)~「砂岩・頁岩」を例にした予察的研究~

著者 (1件)： 須藤定久 (産業技術総合研)
資料名： 骨材資源  (Journal of Japan Institute of Aggregate Technology)
巻： 42  号： 166  ページ： 80-87  発行年： 2010年09月20日 
JST資料番号： S0288B  ISSN： 0286-9179  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,砕石原料として砂岩・頁岩・安山岩などを使用したコンクリートの収縮率の大きいことが問題となっている。堆積岩は堆積後に,徐々に続成作用により物性を変えて行く。最も普遍的な堆積岩が徐々に硬化する作用を始めとして,種々の作用がある。最も重要な砕石資源の一つである砂岩・頁岩を例に,その形成と固化のプロセス,吸水と膨張などにつき述べ,実際の骨材製品や一般岩石の層間水の測定例を示し,砕石生産現場における管理の可能性を指摘した。また,砂岩・頁岩の形成年代別分布を示し,十分に固結していない可能性,膨張収縮の可能性を,早急に点検することを提案した。

シソーラス用語： *コンクリート ,  乾燥収縮 ,  *骨材 ,  *堆積岩 ,  続成作用 ,  砕石 ,  砂岩 ,  頁岩 ,  吸水 ,  膨張 ,  層間水 ,  骨材プラント ,  生産管理

分類 (2件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H) ,  骨材  (YC05060B)

引用文献 (8件)：

• 後藤幸正・藤原忠司 (1976)、乾湿に伴う骨材の体積変化、土木学会論文報告集、No.247、p. p. 125-137.
• 後藤幸正・藤原忠司 (1979)、コンクリートの乾燥収縮に及ぼす骨材の影響、土木学会論文報告集、No.286、p. p. 125-137.
• 須藤定久 (2010)、岩石・鉱物から見たコンクリートの乾燥収縮 (その1) ~収縮の原因とプロセス・対処法を考える~、骨材資源、No.165、p. p. 16-24.
• 星野一男・井波和夫 (1977)、物性変化から見た圧密の進行について, 石油技術協会誌, 42-2, p. p. 22-99.
• 星野一男 (1978)、圧密の進行と機構について、地質学論集、15, p. p. 15-34.

タイトルに関連する用語 (7件)： 岩石 ,  鉱物 ,  コンクリート ,  乾燥収縮 ,  砂岩 ,  頁岩 ,  研究