抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ソフトウェア開発において,プログラムの再利用のために,API(Application Program Interface)が用いられる。しかし,使用方法の文書化が不十分で,API中のメソッドを正しく呼び出すことが困難な場合もあり,不具合を引き起こしうる。これまでにAPIの設計方法などに関する議論は行われているが,どのメソッド呼び出しが不具合に関連したかという定量的な分析はほとんど行われていない。不具合に関連するメソッド呼び出しが分かると,開発時において不具合混入を未然に防ぐことにつながる。本稿の目的は,Java言語を対象として,不具合修正においてどのようにメソッド呼び出しが修正されたかを明らかにすることである。ソースコード変更とメソッド呼び出しとの関係を調べるためにプログラム依存グラフに基づく分析手法を提案し,7件のオープンソースプロジェクトに対して適用実験を行った。修正方法を(1)メソッド呼び出しの追加,削除,(2)引数式の変更,(3)引数式中の変数の値変更,(4)実行条件の変更,の4つに分類し,各メソッド呼び出しに対して,それぞれの出現回数を測定した。その結果,全体としては(1)の修正が特に多く,(3),(4),(2)の順に多いことが分かった。また,特定の種類の修正が頻繁に行われるメソッド呼び出しを明らかにした。(著者抄録)