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J-GLOBAL ID:201002217264261742   整理番号:10A0944316

携帯電話GPSの測位誤差測定に基づく道路標識とランドマークを用いた位置特定システムの改良

著者 (5件):
資料名:
巻: 2010  号:ページ: 968-975  発行年: 2010年06月30日 
JST資料番号: L6741A  ISSN: 1882-0840  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年,歩行者の位置特定には携帯電話に搭載されたGPS(携帯電話GPSと呼ぶ)が一般的に用いられている。しかし,携帯電話GPSは都市部においてマルチパスの影響により,数100m程度の測位誤差が生じる可能性がある。現在地が地図上で数100m程度離れてプロットされると,歩行者は現在地を地図上から認識し難い。我々は,携帯電話GPS,道路標識,ランドマークを用いた歩行者位置特定システム(従来TSPSと呼ぶ)を構築している。従来TSPSでは,携帯電話GPSの誤差を補正し,歩行者の正確な位置定ができる。しかし,問題点が2つある。1つは,同じ種類の道路標識が近くにある場合,ランドマーク選択ステップにおいて同一のランドマークが提示され,歩行者が混乱する事,2つ目は,道路標識の選択回数が多いため,歩行者の操作に時間がかかる事である。そこで,本稿ではこれら2つの問題点を解決する改良位置特定システム(改良TSPSと呼ぶ)を提案する。改良TSPSでは,近くに存在する同一の道路標識を1つのクラスタとして考えることで同一のランドマーク提示を減少させる,また,道路標識選択の探索範囲を狭めるために高層ビル街とそれ以外の都市部において,閾値を定義する。探索範囲の減少により,候補となる道路標識が減り,歩行者による道路標識の選択回数を都市部の高層ビル街以外において1回,高層ビル街において2回以下に抑え,操作の負担を減らす。以上により,ユーザビリティを向上させる。最後に,評価実験を通じて,改良TSPSが有効な手法であることを確認した。(著者抄録)
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
電子航法一般  ,  計測機器一般  ,  道路付属施設 

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