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J-GLOBAL ID:201002217900594552   整理番号:10A0878373

金属フタロシアニンに及ぼす一酸化窒素吸着効果

Nitric Oxide Adsorption Effects on Metal Phthalocyanines
著者 (3件):
資料名:
巻: 114  号: 31  ページ: 10017-10021  発行年: 2010年08月12日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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密度汎関数理論(DFT)に基づく第一原理計算を用い,三種の金属フタロシアニン(MPc,M=Mn,Fe,Co)の一酸化窒素(NO)吸着を調べた。計算法を用い,NOとFePc薄膜の結合は調べられているが,NOとの相互作用における金属中心の役割と同様にMO結合傾向は調べられていず,NO-MPc相互作用機構はいまだ捕まえどころがない。ここでは,MPcの完全最適化幾何学と電子構造を調べた。金属原子の電子構造がFermi準位近傍の基底状態電子構造を整形することに必須であることを見いだした。遷移金属原子のd軌道が大部分及びある程度内部環の窒素と炭素原子の状態がこれらの状態を定義している。数値計算はNOがエンドオン配置で金属原子に強く化学吸着し,MPcの幾何構造と電子構造に変化を生じている。N-O結合長は孤立NO分子の結合長よりも若干長い。軌道エネルギー準位はFermi準位に関してシフトしている。HOMO-LUMOギャップは裸のMPcに比較すると広がっている。これらの変化をNOのπ*軌道と遷移金属のd軌道の混成に帰した。特に,dπとπ*軌道間の相互作用はMnPc-NOでは顕著であり,一方,CoPc-NOではdz2とπ*軌道の混成が重要な役割を演じている。
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分類 (2件):
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遷移金属錯体一般  ,  物理的手法を用いた吸着の研究 
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