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J-GLOBAL ID：201002217925618910   整理番号：10A0597955

Nd-Fe-B系焼結磁石における低温熱処理パターンと減磁曲線

Low-Temperature Annealing Patterns and Demagnetization Curves in Sintered Nd-Fe-B Magnets

著者 (6件)： 秋屋貴博 (東北大学未来科学技術共同研究センター(NICHe)) ,  佐藤文隆 (東北大学工学研究科応用物理学専攻) ,  宇根康裕 (インターメタリックス株式会社) ,  佐川眞人 (インターメタリックス株式会社) ,  加藤宏朗 (東北大学未来科学技術共同研究センター(NICHe)) ,  加藤宏朗 (山形大学大学院理工学研究科数物学分野)
資料名： Journal of the Magnetics Society of Japan  (Journal of the Magnetics Society of Japan)
巻： 34  号： 3  ページ： 242-247 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： Z0944A  ISSN： 1882-2924  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Nd-Fe-B系焼結磁石の保磁力の熱処理温度依存性を調べるために,一つの試料について保持温度をT_a=400°Cから温度間隔△T_a=10°Cで,最大T_a=700°Cまで段階的に上昇させながら,冷却速度v_t=100°C/minと10°C/minで熱処理を繰り返し,保磁力を記録するSingle Successive Annealing(SSA法)について検討した。また,減磁曲線や微分磁化率(dM/dH)を解析することで,試料中の磁化反転核の発生磁場分布(NFD)も調べた。SSA法により得られた保磁力の値は,繰り返しの最終状態では1kOe程度本来の値と異なっていることが分かった。また,Cu添加試料の場合は無添加試料に比べて保磁力の温度依存性が高いことが分かった

シソーラス用語： 永久磁石 ,  低温 ,  温度依存性 ,  消磁 ,  *保磁力 ,  磁化反転 ,  *熱消磁
準シソーラス用語： *焼結磁石 ,  *熱処理温度 ,  *減磁 ,  磁場分布

分類 (1件)： 電磁石  (NA05080G)

引用文献 (21件)：

• 1) M. Yamada, H. Kato, H. Yamamoto and Y. Nakagawa: Phys. Rev., B 38, 620 (1988).
• 2) J. F. Herbst, J. J. Croat, F. E. Pinkerton and W. B. Yelon: Phys. Rev., B 29. 4176 (1984).
• 3) S. Hirosawa, Y. Matsuura, H. Yamamoto, S. Fujimura, M. Sagawa and H. Yamauchi: J. J. Appl. Phys., 24 (10), L803 (1985).
• 4) S. Hirosawa, Y. Matsuura, H. Yamamoto, S. Fujimura and M. Sagawa: J. Appl. Phys., 59 (3), 873 (1986).
• 5) M. Sagawa and S. Hirosawa: J. Mater. Res., 3 (1), 45 (1988).

タイトルに関連する用語 (6件)： Nd ,  Fe ,  焼結磁石 ,  低温熱処理 ,  減磁 ,  曲線