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J-GLOBAL ID：201002218016086426   整理番号：10A0859616

乱流燃焼IV 部分予混合火炎

Turbulent Combustion: IV-Partially Premixed Flames

著者 (1件)： 溝渕泰寛 (宇宙航空研究開発機構 研究開発本部)
資料名： 日本燃焼学会誌  (Journal of the Combustion Society of Japan)
巻： 52  号： 161  ページ： 206-212  発行年： 2010年08月15日 
JST資料番号： Z0837A  ISSN： 1347-1864  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本報では,部分予混合火炎の挙動を理解するための鍵となるそれらの火炎の形状,伝播性を中心に従米の研究結果を紹介した。また,関連して,浮き上がり火炎の保炎機構や不安定性,数値シミュレーションとモデリングについても紹介した。実燃焼機器の多くにおいて形成されていると考えられる部分予混合火炎の特徴について,これまでの研究について紹介した。部分予混合火炎は多くの実燃焼器内の乱流燃焼場中に形成されていると考えられ工学的にも重要であり,他方,学術的な観点からも興味深い火炎形態である。しかしながら理論的定式化は十分に進んでいるとはいえない。乱流が関わってくると尚更である。今後,詳細な数値計算のデータの解析による現象の解明およびモデル化・定式化が期待される。そのためには,より高度な光学測定による検証も必要である。

シソーラス用語： *燃焼 ,  *乱流 ,  *予混合火炎 ,  *予混合燃焼 ,  形態 ,  火炎伝搬 ,  浮上り ,  不安定性 ,  計算機シミュレーション ,  モデリング ,  *燃焼器 ,  定式化 ,  数値計算 ,  データ解析 ,  光学的測定 ,  火炎構造 ,  燃焼速度 ,  反応機構
準シソーラス用語： 燃焼場

分類 (2件)： 燃焼一般  (XE04010W) ,  燃焼装置一般  (PA03010V)

引用文献 (44件)：

• 店橋護. 日本燃焼学会誌. 2009, 51, 158, 295-302
• 店橋護. 日本燃焼学会誌. 2010, 52, 159, 39-48
• 野田進. 日本燃焼学会誌. 2010, 52, 160, 130-138
• VERVISCH, L. Annu. Rev. Fluid Mech. 1998, 30, 655-691
• DOMINGO, P. Proc. Combust. Inst. 1996, 26, 233-240

タイトルに関連する用語 (2件)： 乱流燃焼 ,  部分予混合火炎