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J-GLOBAL ID:201002218273583058   整理番号:10A0290230

閉経後女性由来の血清及び血漿中のエストロゲンの分析:過去,現在及び将来

Analysis of estrogens in serum and plasma from postmenopausal women: Past present, and future
著者 (1件):
資料名:
巻: 75  号: 4-5  ページ: 297-306  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: C0103B  ISSN: 0039-128X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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標題について総説した。以前の研究では,化学的予防薬治療に対して乳癌にかかるリスクにある女性の選択は利益/リスク比の増大をもたらすことが示され,この戦略を実施する取組は特定個人の乳癌のリスクを予測する新モデルの開発を必要とするが,血漿/血清エストロゲンが上昇した閉経後女性は乳癌のリスクが高い。従って,閉経後女性のエストロゲンの生合成に関与する種々の酵素の役割が詳細に総説されている。さらに,乳癌の病因における危険因子として異なるエストロゲン代謝産物の遺伝子毒性及び/または増殖効果が検討されている。血漿/血清エストロゲンの分析に用いられている現在の生体分析方法論の多くは問題があることが分かっている。信頼できる方法論が閉経後女性の血漿/血清中のエストラジオール(E2)及びその主要代謝産物を定量するのに利用できるのであれば,リスク評価の大きい前進は可能性がある。現在,RIA併用HPLCは閉経後女性由来の血清試料中のエストロン(E1)及びE2の分析において最も感度が良く,最も有効な免疫測定法を与えているが,乳癌の疫学研究を説明する場合,他の免疫測定法で観察される特異性の個人間の差異は重大な問題を引き起こしている。特に多数のエストロゲンに対して使用するRIAに基づく方法論に関与する特有のアッセイ問題を克服することはほとんど不可能であった。血漿/血清中の多数のエストロゲンの信頼できる測定に対しては,LC-MS/MSと併用した安定同位体希釈方法論を用いることが必要になる。超高感度は三連四重極質量分析計及びナノフローLCを併用した場合,予備イオン化エストロゲン誘導体を用いて得られた。内部標準として[13C6]-E1を用いて,カラム上のfg以下の予備イオン化Girard T誘導体としてE1を分析する可能性があることが分かった。これは0.4pg/ml(1.6pモル/l)の定量の現在の下限値より低濃度でも血清及び血漿中の多数のエストロゲン代謝産物のLC-MS分析を日常的に行えることを示唆している。遂行可能な予備イオン化誘導体化戦略による容易さは現在LC-MS/MS方法論を用いる実験室では高感度安定同位体希釈方法論を容易に導入することを可能にする。低試料容積を用いて高感度分析を行うことができるように,これは重要な血漿及び血清試料の保存を助けるものである。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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