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J-GLOBAL ID:201002218341827629   整理番号:10A0271089

電位開口カルシウムチャンネルα1サブユニットのドメインIとIIのS2-S3リンカーにおける高度に保存されたグリシン残基の役割

Role of glycine residues highly conserved in the S2-S3 linkers of domains I and II of voltage-gated calcium channel α1 subunits
著者 (12件):
資料名:
巻: 1798  号:ページ: 966-974  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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電位開口カルシウムチャンネルの孔形成成分,α1サブユニットは,おのおのが6つの膜貫通セグメント(S1-S6)を含んでいる,4つの構造的に保存されたドメイン(I-IV)を含んでいる。以前に,ドメインIIIのS2-S3リンカーにおけるGly残基が,酵母からヒトまで完全に保存されていて,チャンネル活性に重要であることを示した。ドメインIIIのS2-S3リンカーにおけるGlyと位置的に対応するドメインIとIIのS2-S3リンカーにおけるGly残基も又高度に保存的である。ここに,CaV1.2のドメインIとIIのS2-S3リンカーにおけるGly残基の役割を調べた。各Gly残基は,変異体CaV1.2:G182E,G182Q,G579E,G579Qを作るためにGlu,またはGlnで置換され,得られた変異体はBHK6細胞にトランスフェクトされた。ホールセルパッチクランプ記録は,4つの変異体の電流-電圧関係が野生型のCaV1.2のそれと同じであることを示した。しかしながら,G182EとG182Qは変異蛋白質の誤った局在のために,有意に小さな電流密度を示した。このことはドメンインI中のGly182が膜輸送,あるいはα1サブユニットの表面発現に関与することを示唆している。一方,G579Eは,CaV1.2と比べて,G579Qが正常なVDIを示すけれども,遅い電位依存電流不活性化(VDI)を示した。このことはドメインIIにおけるGly579がVDIの調節に関与すること,および負の電荷の取り込みがVDI速度論を変化させることを示唆した。これらの知見は2つの保存されたGly残基がα1サブユニットが機能するために重要であることを示している。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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細胞膜の輸送 

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