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J-GLOBAL ID：201002218406020477   整理番号：10A0466383

粉体技術者のための粉体入門講座 9 粉体加工-4(成形)

著者 (1件)： 加納純也 (東北大 多元物質科研)
資料名： 粉体技術
巻： 2  号： 5  ページ： 82-83  発行年： 2010年05月01日 
JST資料番号： Y0903B  ISSN： 1883-3292  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 成形は,固体粒子の集合体である粉体に形状を付与し,保形する操作である。この操作を通して製造されたものとしては,身近なところでは食品や医薬品などが挙げられる。球状,円盤状,円柱状,角状など比較的単純な形状をしており,大きさは数mm~数十mmである。その他に,衛生陶器や各種電子部品などで使用されているセラミックスがある。セラミックスは,無機粉体を成形し,高温で焼き固めたものである。ここで付与される形状は,単純なものから複雑なものまであり,その大きさも数百mmから数mに及ぶ。ここでは,セラミックスに対する成形の方法と装置について概説した。

シソーラス用語： *粉体 ,  粉体工学 ,  技術者 ,  *成形 ,  *固体粒子 ,  形態 ,  *セラミック
準シソーラス用語： 形状

分類 (2件)： 固体の製造・処理一般  (XD03021O) ,  セラミック・磁器の性質  (YC03030G)

引用文献 (5件)：

• 粉体工学会編: 粉体工学叢書第6巻粉体の成形、日刊工業新聞社 (2009)
• 日本粉体工業技術協会編: 粉体工学概論、粉体工学情報センター (1995)
• 三輪茂雄: 粉粒体工学、朝倉書店 (1972)
• 下坂厚子:“粉体シミュレーションによる機能性セラミックス材料と生産システムの設計に関する研究”博士論文 (2005)
• 荒川正文: 粉事記--粉体化学始末、ITI (2010)

タイトルに関連する用語 (2件)： 粉体技術 ,  粉体