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J-GLOBAL ID:201002218611570447   整理番号:10A0362132

結核菌由来のペニシリン結合蛋白質Aの結晶構造におけるSxNモチーフの異常構造

Unusual Conformation of the SxN Motif in the Crystal Structure of Penicillin-Binding Protein A from Mycobacterium tuberculosis
著者 (3件):
資料名:
巻: 398  号:ページ: 54-65  発行年: 2010年04月23日 
JST資料番号: D0124B  ISSN: 0022-2836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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結核菌のペニシリン結合蛋白質A(PBPA)は結核菌の細胞増殖に必須でないが,Mycobacterium smegmatisの適切な細胞分裂に重要なクラスB様PBPである。PBPAの結晶構造を2.054Å解像度で測定した。これはこの重要な病原菌のPBP構造の最初の報告である。他のPBPと比較して,PBPAは相対的に小N末端ドメインを保持し,このドメインの電荷残基のクラスターの保存により,PBPAは先に配列から推定されたそれよりもクラスB PBPに関連することを示唆した。C末端ドメインは典型的なトランスペプチダーゼ折畳みであり,ペニシリン相互作用酵素の特徴的な3つの保存活性部位モチーフを含有した。SxxK及びKTGモチーフの配列は他のPBPで見られるそれに類似したが,それのセリン(Ser281)は他の2つのモチーフの残基と共に水素結合に関与しないように,SxNモチーフは活性部位から顕著に転置していた。隣接ループに存在するCys282(SxNモチーフの「x」)とCys266の間のジスルフィド架橋は,この異常な構造をもたらすらしい。この構造のもう1つの興味ある特性は,PBPAの活性部位において利用可能な空間を制限するβ5とα11の間の相対的に長い結合であり,配座転移はアシル化時にペプチド基質またはβラクタム抗生物質への適応を必要とすることを示唆した。最後に,この構造により,リン酸化への標的として仮定される2つのトレオニンの1つは非接触性(Thr362)であるが,もう1つ(Thr437)は活性部位近傍の表面ループに位置することを示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分子構造  ,  微生物の生化学 
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