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J-GLOBAL ID：201002218870973215   整理番号：10A1614798

バイオマスタウンを軸とした木質バイオマスの広域利用に関する評価-兵庫県宍粟市を中心とした地域を対象に-

Evaluation for Utillization of Woody Biomass in Large-scale, Centering on a Biomass Town-Case Study of Shiso City and Neighboring Districts, Hyogo Prefecture-

著者 (4件)： 森本英嗣 (京大 大学院農学研究科) ,  橋本禅 (京大 大学院農学研究科) ,  星野敏 (京大 大学院農学研究科) ,  九鬼康彰 (京大 大学院農学研究科)
資料名： 農村計画学会誌  (Journal of Rural Planning)
巻： 29  号： 論文特集号  ページ： 191-196  発行年： 2010年11月30日 
JST資料番号： Y0829A  ISSN： 0912-9731  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： バイオマスタウンを軸とした木質バイオマスの広域利用に関し,2007年に認定された兵庫県宍粟市を事例に経済性や環境影響についてバイオマス総合利活用モデルを用いて評価した。B.T.構想書をもとに,現状ケース,構想ケース,広域利用ケースの3つを設計して,事業採算性,温室効果ガス排出量の評価を行なった。その結果,1)現状ケースでは堆肥生産が主であるため,全体的に排出量の方が大きい。一方,構想ケースでは化石エネルギーの消費が抑制され,現状ケースよりも削減効果が期待でき,ペレット利用による影響も大きい。2)広域的にペレット利用を拡大したことにより,輸送による排出量が構想ケースに比べ増加したが,ペレット利用による削減効果が大幅に増大する。

シソーラス用語： *バイオマス ,  *ペレット ,  経済性 ,  環境影響 ,  堆肥 ,  *温室効果ガス ,  エネルギー消費 ,  バイオマス資源 ,  木質バイオマス ,  バイオマスタウン ,  資源循環 ,  循環型社会 ,  地産地消
準シソーラス用語： エネルギー消費量 ,  化石エネルギー ,  固形燃料 ,  再資源化 ,  変換施設 ,  ペレット化

分類 (2件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  都市計画一般,都市経済学  (RD01010S)

引用文献 (15件)：

• 第二次循環型社会形成推進基本計画. 環境・循環型社会・生物多様性白書. 2008, 平成21年版, 165-166
• 柳奈保子. 地域GISデータベースを用いた資源循環政策の効果算定システムの構築と試行的運用. 環境情報科学論文集. 2007, 21, 451-456
• WONG, L. F. Evaluation of Environmental Impacts for Policy Scenario of Municial Solid Waste Recycling in Kawasaki city. 環境システム研究論文集. 2007, 35, 431-440
• 寺田徹. 収穫・輸送コストからみた都市近郊部平地林の木質バイオマス利用の可能性. ランドスケープ研究. 2010, 73, 5, 663-666
• 中村真人. 各種バイオマス成分のデータベース整備. 農業工学研究所技報. 2005, 203, 57-80

タイトルに関連する用語 (6件)： バイオマスタウン ,  木質バイオマス ,  広域 ,  評価 ,  兵庫 ,  地域