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J-GLOBAL ID：201002226546470637   整理番号：10A0495577

収穫・輸送コストからみた都市近郊部平地林の木質バイオマス利用の可能性

Potential of Utilizing Woody Biomass from Satoyama Woods on Plateaus Assessed by the Estimation of Harvesting and Collecting Costs

著者 (5件)： 寺田徹 (東大 大学院新領域創成科学研究科) ,  寺田徹 (日本学術振興会) ,  横張真 (東大 大学院新領域創成科学研究科) ,  田中伸彦 (森林総合研) ,  田中伸彦 (東海大 観光)
資料名： ランドスケープ研究  (日本造園学会誌)
巻： 73  号： 5  ページ： 663-666  発行年： 2010年03月31日 
JST資料番号： F0408A  ISSN： 1340-8984  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 都市近郊に立地する平地林のバイオマス利用の可能性を研究した。輸送コストの観点から山間部の森林バイオマス利用との比較を試みた。千葉県北部の下総台地を対象として,現存植生図から優占度の高い森林植生を抽出した。また,比較対象として埼玉県西部の山岳森林地域を選定し,同じく優占度の高い森林植生を抽出した。両者を比較した結果,前者の利用優位性が明らかになった。

シソーラス用語： 都市郊外 ,  森林 ,  平野 ,  *林産資源 ,  *バイオマス ,  輸送費 ,  収穫 ,  事例研究 ,  千葉県 ,  埼玉県 ,  下総台地 ,  山林 ,  比較分析
準シソーラス用語： *資源利用 ,  *平地林

分類 (2件)： 林産物一般  (FF05010O) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

引用文献 (24件)：

• 1)農林水産省(2008):バイオマス・ニッポン総合戦略,28pp
• 2)櫻井倫ら(2006):山岳森林地域における森林バイオマスのエネルギー利用の可能性と基盤整備の効果:森林利用学会誌 21(3),193-204
• 3)吉岡拓如・小林洋司(2006):中山間地域におけるエネルギー利用可能な森林バイオマス資源量と収穫・輸送コスト:第 57 回日本林学会関東支部大会論文集,335-338
• 4)本研究では,伐採時の「収穫コスト」,林内から林外へバイオマスを搬出するための「集材コスト」,山元からプラントまでバイオマスを収集するための「収集コスト」の3つを併せて「収穫・輸送コスト」と定義する。
• 5)松村幸彦ら(2005):日本の森林の有効利用-廃棄物との共処理を用いた地域システムの検討-:日本エネルギー学会誌 84,985-989

タイトルに関連する用語 (5件)： 収穫 ,  輸送コスト ,  都市近郊 ,  木質バイオマス ,  可能性