文献

J-GLOBAL ID：201002219246235958   整理番号：10A0762348

高純度La₂O₃の作製と評価

Preparation and Evaluation of High-Purity La₂O₃

著者 (4件)： LEE Gwang Seop (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  UCHIKOSHI Masahito (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  MIMURA Kouji (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  ISSHIKI Minoru (Tohoku Univ., Sendai, JPN)
資料名： Metallurgical and Materials Transactions. B. Process Metallurgy and Materials Processing Science  (Metallurgical and Materials Transactions. B. Process Metallurgy and Materials Processing Science)
巻： 41  号： 3  ページ： 509-519  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： E0411B  ISSN： 1073-5615  CODEN： MTTBCR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 直径25mmのガラス筒にビスリン酸含有樹脂を充填し,ランタン族とそれ以外の主な元素の不純物を含み,ランタン濃度が10~30g/LであるpH3の合成液を通して,不純物を溶離した後,ランタンのみを溶離し,濃HCl溶液で樹脂を再調整した。リン酸で分離できなかった不純物をアミン型アニオン樹脂で分離した。アニオン交換と抽出クロマトグラフィーで精製した高純度LaCl₃溶液にジメチルシュウ酸溶液を添加し,100°Cで3時間加熱した後,シュウ酸ランタンを沈殿させた。ランタンと不純物の吸着・溶離曲線とアニオン交換分布関数,作製したLa₂O₃中の不純物組成を示した。得られたLa₂O₃の純度は99.996%となり,リン酸はランタン溶液からのレアアース元素の分離に優れ,アニオン交換樹脂はランタンからの遷移金属の分離に使用できることを示した。

シソーラス用語： *酸化ランタン ,  *析出 ,  ランタン ,  溶出 ,  リン酸 ,  高純度物質 ,  *陰イオン交換 ,  *抽出クロマトグラフィー ,  塩化ランタン ,  陰イオン交換樹脂 ,  pH依存性 ,  *純度試験 ,  希土類元素 ,  遷移金属

分類 (2件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  無機物質中の元素のクロマトグラフィー,電気泳動分析  (CC04022O)

物質索引 (1件)： しゅう酸ランタン

タイトルに関連する用語 (4件)： 高純度 ,  La2O3 ,  作製 ,  評価