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J-GLOBAL ID：201002219368213920   整理番号：10A1105864

盛土の切盛境における地盤ひずみ評価に関する検討

著者 (3件)： 一井康二 (広島大 大学院工学研究科) ,  横田誠之 (中電技術コンサルタント) ,  加納誠二 (広島大 大学院工学研究科)
資料名： 地盤と建設  (地盤工学会中国支部論文報告集)
巻： 27  号： 1  ページ： 113-121  発行年： 2010年03月30日 
JST資料番号： X0762A  ISSN： 0289-9418  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 土構造物が被害を受けやすい箇所として,基盤や地表面が傾斜している場所や,地盤の剛性が急変する不整形地盤がある。特に切土や盛土の境界部(切盛境)では,地震時にクラックの発生や不同沈下等の被害が発生し,ライフラインの機能障害を引き起こした被害事例がある。その原因の一つには,地盤剛性の急変部において地震動が空間的に変化することから,これらの地震動の空間変動によって地盤に大きなせん断ひずみが発生するためであると考えられる。本研究では盛土地盤の剛性を変化させた弾性体模型を小型振動台で加振し,地盤剛性の急変部(切盛境)周辺の盛土天端に現れるひずみを検討した。そして,その簡便な推定法を提案した。(著者抄録)

シソーラス用語： *盛土 ,  地震応答 ,  *歪 ,  *境界 ,  地震動 ,  模型試験 ,  振動台試験 ,  剛性 ,  剪断歪
準シソーラス用語： 境界部 ,  *切盛境 ,  地盤剛性 ,  *地盤歪

分類 (1件)： 土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  (RA03060A)

引用文献 (4件)：

• 土木構造物の耐震設計法に関する特別委員会: 盛土等土構造物の耐震性能と設計法, 土木構造物の耐震設計法に関する第3次提言と解説, 土木学会, Chapter8, pp. 29-34, 2000.
• 若松加寿江, 今村遼平, 足立勝治: 1993年釧路沖地震による緑ヶ丘地区の構造物被害と地形改変との関係, 第29回土質工学研究発表会 平成6年度発表講演集, pp. 987~990
• たとえば石原研而: 土質動力学の基礎, 鹿島出版社, pp. 85-106, 1998.
• たとえば春名攻, 池淵周一, 亀田弘行: 新体系土木工学2確率・統計解析, 技報堂出版, pp. 43-47, 1979.

タイトルに関連する用語 (5件)： 盛土 ,  切盛 ,  地盤 ,  ひずみ ,  評価