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J-GLOBAL ID：201002219458912968   整理番号：10A0450659

立体原子鏡と回折スペクトロスコピー- 原子サイト特定の特性解析

Stereo atomscope and diffraction spectroscopy-Atomic site specific property analysis

著者 (3件)： MATSUI Fumihiko (Nara Inst. of Sci. and Technol. (NAIST), Ikoma, Nara 630-0192, JPN) ,  MATSUSHITA Tomohiro (JASRI/SPring-8 Sayo, Hyogo 679-5198, JPN) ,  DAIMON Hiroshi (Nara Inst. of Sci. and Technol. (NAIST), Ikoma, Nara 630-0192, JPN)
資料名： Journal of Electron Spectroscopy and Related Phenomena  (Journal of Electron Spectroscopy and Related Phenomena)
巻： 178-179  ページ： 221-240  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： D0266C  ISSN： 0368-2048  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 立体原子鏡による直接三次元原子構造解析,円偏光光電子回折による価電子帯角運動量解析,及び回折スペクトロスコピーによる原子層分解した磁気構造解析をレビューする。入射光軸の周りの光電子前方集束ピーク回転の円偏光二色性は,励起内殻準位の軌道角運動量を反映し,放出体及び散乱体原子の間の距離に逆比例する。これは原子配列の立体写真の基礎である。さらにこれらの回転はまた,価電子帯光電子の場合にも見いだされる。回転は価電子帯の軌道角運動量量子数に対応する。同時に,単位セル内の原子軌道関数からの光電子波の干渉に対応する,光電子構造因子を観測した。非局在化した価電子帯からの局所角運動量の観測において出現した,二重挙動の起源を論じる。最後に局所電子及び磁気構造情報を回折スペクトロスコピーによって得た。Ni薄膜の異なる原子層からのX線吸収及び磁気円偏光二色性スペクトルを,Auger電子回折の使用によって解きほぐした。表面及び内部内殻準位シフト及び磁気モーメントを,各原子層について個々に決定する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 原子 ,  器具 ,  可視化 ,  立体 ,  *構造解析 ,  三次元 ,  光電子回折 ,  光電子放出 ,  円偏光 ,  価電子バンド ,  角運動量 ,  回折 ,  スペクトロスコピー ,  磁気 ,  二色性 ,  内殻励起 ,  エネルギー準位 ,  軌道 ,  回転 ,  電子波 ,  干渉 ,  構造因子 ,  ニッケル ,  薄膜
準シソーラス用語： 可視化ツール

分類 (1件)： 結晶学一般  (BK05010Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： 立体 ,  原子 ,  回折 ,  スペクトロスコピー ,  特性解析