抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
海底に近い場所で地磁気を調べると海洋地殻の磁化構造を調べるのに役立つが,潜水調査船「しんかい6500」で行った潜航調査を例にして地磁気測定方法とデータ処理方法を紹介した。潜水船で収録するデータは磁力計データ(時間,地磁気3成分,温度)とジャイロデータ(方位,ロール,ピッチ)である。測定された磁気データには潜水船の永久磁化と誘導磁化の影響が含まれているため,これらを除去するためキャリブレーションを行って補正係数を求める。また,潜水船では他の調査も同時に行うため,これによると考えられるノイズも混入している。このため,地磁気測定におけるオペレーション方法の改善が必要である。