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J-GLOBAL ID：201002219812713749   整理番号：10A0883250

オリーブ脱渋液の処理法に関する研究(第2報)

著者 (4件)： 藤川護 (香川県産技セ) ,  藤澤浩子 (香川県産技セ) ,  八木利枝 (香川県産技セ) ,  柴崎博行 (香川県産技セ)
資料名： 香川県産業技術センター研究報告
号： 10  ページ： 72-73  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： L2424A  ISSN： 1346-5236  CODEN： KHKSAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： オリーブ脱渋液の処理で環境への負荷として最も影響が現れやすい色調の改善方法について,排水量を増やさずに色調の改善がおこなえる薬剤,過酸化水素あるいは過炭酸ナトリウムを用いた脱色方法について検討を行った。過酸化水素0.05%以上,過炭酸ナトリウム0.5%以上を添加することにより,オリーブ新漬け製造時に副生する脱渋液の脱色は可能であった。それぞれ1%の過酸化水素,過炭酸ナトリウムを添加し脱色をおこなった脱渋液の吸光度から希釈倍率相当量を算出すると,過酸化水素処理では約5倍,過炭酸ナトリウム処理では約3,5倍の希釈と同じ効果があることが明らかとなった。

シソーラス用語： *オリーブ ,  食品副産物 ,  *工場廃水 ,  除去 ,  食品加工 ,  *脱色 ,  過酸化水素 ,  ナトリウム化合物 ,  ペルオキソ酸 ,  炭酸塩 ,  濃度依存性 ,  *廃水処理 ,  食品工場
準シソーラス用語： 過炭酸ナトリウム ,  脱渋

分類 (2件)： 果実とその加工品  (FJ11030Z) ,  廃水処理  (FJ02022Y)

引用文献 (2件)：

• 藤川護, 柴崎博行, 藤澤浩子, 八木利枝: オリーブ脱渋液の処理法に関する研究 (第1報), 香川県産業技術センター研究報告, 8, 106-108(2008)
• 細谷修二: 過酸化水素漂白反応機構の基礎理論, 紙パルプ技術協会誌52(5), 595-607(1998)

タイトルに関連する用語 (4件)： オリーブ ,  脱渋 ,  処理法 ,  研究