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J-GLOBAL ID：201002219917625004   整理番号：10A0312726

チオフェン含有芳香族ジアミン及び芳香族二無水物から誘導された高屈折率ポリイミドの合成及び特性化

Synthesis and Characterization of Highly Refractive Polyimides Derived from Thiophene-Containing Aromatic Diamines and Aromatic Dianhydrides

著者 (4件)： FUKUZAKI Namiko (Tokyo Inst. of Technol., Tokyo, JPN) ,  HIGASHIHARA Tomoya (Tokyo Inst. of Technol., Tokyo, JPN) ,  ANDO Shinji (Tokyo Inst. of Technol., Tokyo, JPN) ,  UEDA Mitsuru (Tokyo Inst. of Technol., Tokyo, JPN)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 43  号： 4  ページ： 1836-1843  発行年： 2010年02月23日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： チオフェン含有芳香族ジアミン(2,5-ビス(4-アミノフェニルスルファニル)チオフェン(APST)及び2,5-ビス{2′-[5′-(4′′-アミノフェニル)スルファニル]チエニル}チオフェン(APSTT))及び芳香族二無水物(4,4′-[p-チオビス(フェミレンスルファニル)]フタル酸二無水物(3SDEA)及び4,4′-オキシフタル酸二無水物(ODPA))から誘導された高屈折率ポリイミドの合成及び特性化を行った。これらから4種のポリアミド酸(PAA)を合成し,その固有粘度は0.41-1.68dL/gであることが分かった。PAAから得られたポリイミド(PI)はガラス転移点が示差走査熱量測定で測定して157-220°Cであることが分かった。これは使用する二無水物に依存することが分かった。PI膜の10%損失温度は354-456°Cであることが分かった。633nmでの平均屈折指数(n_av)は1.7228~1.7677,面内/面外複屈折(Δ_n)は0.0067~0.0074であることが分かった。3SDEA及びAPSTTから得られたPIの屈折率がが最も高いことが分かった。更に,これらの現象の発現メカニズムについて議論した。

シソーラス用語： 示差走査熱量測定 ,  ジアミン ,  酸無水物 ,  *屈折率 ,  複屈折 ,  *ポリイミド ,  粘度 ,  ガラス転移点 ,  炭素13NMR ,  陽子磁気共鳴 ,  イミド化 ,  分解温度 ,  耐熱性高分子 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  熱重量分析 ,  光透過 ,  透明材料 ,  硫黄複素環化合物

分類 (2件)： 共重合  (CG04030D) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

物質索引 (7件)： 4,4′-オキシジフタル酸二無水物 ,  チオフェン ,  2,5-ビス(4-アミノフェニルチオ)チオフェン ,  4,4′-(チオフェン-2,5-ジイル)ビス(チオチオフェン-2,5-ジイルチオ)ビスアニリン ,  5,5′-チオビス(1,4-フェニレンチオ)ビス(イソベンゾフラン-1,3-ジオン) ,  2,5-ビス[(2-チエニル)チオ]チオフェン ,  2,5-ビス[(5-クロロ-2-チエニル)チオ]チオフェン

タイトルに関連する用語 (8件)： チオフェン ,  芳香族ジアミン ,  芳香族 ,  無水物 ,  誘導 ,  高屈折率 ,  ポリイミド ,  特性化