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J-GLOBAL ID:201002220289045751   整理番号:10A0686703

振幅依存性をもつイソブチレン・スチレン系粘弾性ダンパーの等価線形化と制振構造設計法への応用

EQUIVALENT LINEARIZATION OF ISOBUTYLENE-STYRENE VISCOELASTIC DAMPERS AND ITS APPLICATION TO PASSIVE CONTROL DESIGN
著者 (2件):
資料名:
号: 653  ページ: 1209-1216  発行年: 2010年07月30日 
JST資料番号: F0393B  ISSN: 1340-4202  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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温度・振動数依存性とともに振幅依存性をもつイソブチレン・スチレン系粘弾性体によるダンパーを適用した制振構造を対象に,等価線形化の手法に基づいて,ダンパー量を決定可能な制振設計手法の確立を目的とする。一質点系制振構造モデルによる解析を行い,粘弾性の挙動を精密に再現できるモデルと等価剛性・等価粘性による近似モデルとで,両者の最大変位,最大加速度がほぼ一致することを確認した。一質点系制振構造モデルにおいて,非線形粘性ダンパーを用いた場合,大地震を想定してダンパーを設定すると,相対的に小さい地震入力の際に等価周期は短く,等価減衰定数は大きくなり,応答低減性能が向上すると推測される。最大応答時のダンパー履歴に基づいて直接粘弾性ダンパーを線形ダンパー(Kelvin要素)に変換する手法を,計12種類の多質点系制振構造を設計し,計4種類の模擬地震波を用いて検証を行い,合理的なダンパー量決定手法としての精度としては十分な結果が得られた。
シソーラス用語:
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分類 (2件):
分類
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建築物の耐震,免震,制震,防振  ,  ゴム・プラスチック材料 
引用文献 (15件):
  • 1) 笠井和彦, 伊藤浩資: 弾塑性ダンパーの剛性・降伏力・塑性率の調節による制振構造の応答制御手法, 日本建築学会構造系論文集, No.595, pp.45-55, 2005.9
  • 2) 笠井和彦, 伊藤浩資, 小椋崇之: オイルダンパーの等価剛性調節による制振構造の応答制御手法, 日本建築学会構造系論文集, 630号, pp.1281-1288, 2008.8
  • 3) 笠井和彦, 小椋崇之, 鈴木陽: 非線形粘性ダンパーの等価剛性調節による制振構造の応答制御手法, 日本建築学会構造系論文集, 第618号, pp.97-104, 2007.8
  • 4) 笠井和彦, 湊直生, 川鍋佳史: 粘弾性ダンパーの等価剛性の調節による制振構造の応答制御手法, 日本建築学会構造系論文集, 第610号, pp.75-83, 2006.12
  • 5) パッシブ制振構造設計・施工マニュアル(第2版), (社)日本免震構造協会, 2005.9
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