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J-GLOBAL ID：201002220320550117   整理番号：10A1153186

ビニルエーテルのリビングカチオン重合における最近の進展

Recent Progress in Living Cationic Polymerization of Vinyl Ethers

著者 (3件)： KANAZAWA Arihiro (Dep. of Macromolecular Sci., Graduate School of Sci., Osaka Univ.) ,  KANAOKA Shokyoku (Dep. of Macromolecular Sci., Graduate School of Sci., Osaka Univ.) ,  AOSHIMA Sadahito (Dep. of Macromolecular Sci., Graduate School of Sci., Osaka Univ.)
資料名： Chemistry Letters  (Chemistry Letters)
巻： 39  号： 12  ページ： 1232-1237 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： S0742A  ISSN： 0366-7022  CODEN： CMLTAG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ビニルエーテルのリビングカチオン重合における最近の進歩をレビューし,特に,種々のLewis酸触媒を用いる新規開発の重合開始系について焦点を当てた。効果的な金属ハロゲン化物触媒の多様性にあわせて,いくつかのタイプの重合開始剤(カチオノゲン)がリビング重合を媒介することが示された。その中心金属の性質が重合挙動に影響を及ぼす。他のタイプの重合開始系すなわち,固体触媒,及び,Lewis酸なし系として金属酸化物を用いるリビングカチオン重合についても要約した。また,官能性ポリ(ビニルエーテル)の合成へのこの重合の適用についても述べた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *リビングカチオン重合 ,  *ポリビニルエーテル ,  *Lewis酸触媒 ,  *重合開始剤 ,  *重合触媒 ,  *塩化亜鉛 ,  塩化スズ ,  ポリピロール ,  酸化鉄 ,  *金属酸化物 ,  酸化ガリウム ,  酸化コバルト ,  酸化アルミニウム ,  立体特異性重合 ,  官能化 ,  触媒活性 ,  選択性 ,  カチオン
準シソーラス用語： カチオノゲン

分類 (1件)： 重合触媒,重合開始剤  (CG04070V)

引用文献 (65件)：

• 1) a) M. Szwarc, M. Levy, R. Milkovich, J. Am. Chem. Soc. 1956, 78, 2656.
•  b) M. Szwarc, Nature 1956, 178, 1168.
• 2) M. Miyamoto, M. Sawamoto, T. Higashimura, Macromolecules 1984, 17, 265.
• 3) a) R. Faust, J. P. Kennedy, Polym. Bull. 1986, 15, 317.
•  b) R. Faust, J. P. Kennedy, J. Polym. Sci., Part A: Polym. Chem. 1987, 25, 1847.

タイトルに関連する用語 (3件)： ビニルエーテル ,  リビングカチオン重合 ,  進展